Feature Image

DAW & PLUG-IN

NAMM 2023: IK Multimedia、究極の“全部入り”バンドル「Total Studio 4 MAX」を発売…… アップグレード版はすべての登録ユーザーが購入できるように

来週13日に開幕する世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。そのちょうど1週間前のタイミングで、IK Multimediaが新製品、「Total Studio 4 MAX(トータル・スタジオ・フォー・マックス)」を発表しました。同時に一部ソフトウェア製品の値下げ(!)もアナウンスしています。

IK Multimedia - Total Studio 4 MAX

IK Multimedia「Total Studio 4 MAX」

IK Multimediaの最上位バンドル、「Total Studio MAX」がバージョン4へとアップデートされました。「Total Studio 4 MAX」では、話題のAIモデリング・ソフト TONEX MAXと、定番ベース音源 MODO BASS 2が新たに追加され、MODO DRUM 1.5AmpliTube MESA/Boogie 2、2種類のT-RackS モジュール(The Farm Stone RoomJoe Chiccarelli Vocal Strip)、12種類のSampleTank 4用拡張音源、12種類のSyntronik 2シンセなども収録。現在販売されているIK MultimediaのMac/Windows用ソフトウェア製品をすべて収録した、正真正銘の“全部入り”バンドルとなりました。含まれるソフトウェアの総数は実に170種類、サウンドの総容量は640GB以上、エフェクトの総数は500種類以上に及ぶとのこと。また、「Total Studio 4 MAX」のリリースに合わせて、他の“MAX”バンドルもすべてバージョン2へとアップデートされています。

IK Multimedia - Total Studio 4 MAX

170種類のソフトウェア、640GB以上のサウンド、500種類以上のエフェクトを収録

そして「Total Studio 4 MAX」と同じくらい大きなニュースが、Mac/Windows用ソフトウェア製品の価格改定と、アップグレード・ポリシーの変更。Mac/Windows用ソフトウェア製品の多くが30%〜50%値下げとなり、これまで99.99ユーロ以上のIK Multimedia製品の登録ユーザーが利用できたアップグレードが、今後は“すべての有償製品の登録ユーザー”が対象に。登録製品の価格がたとえ数百円であっても(iOS用アプリであっても)、アップグレードできるようになりました。従って、「Total Studio 4 MAX」の新規購入価格は117,590円ですが、何かしらIK Multimediaの有償製品を登録しているユーザーは、73,490円でアップグレードすることができます(MAX製品のユーザーは、MAXgradeを購入できるため、44,090円)。

IK Multimedia - Total Studio 4 MAX

他の“MAX”バンドルもすべてバージョン2へとアップデートされた

Total Studio 4 MAX」とMAXバンドル各製品の販売価格は以下のとおりとなっています。

音楽制作に必要な音源、シンセ、エフェクト、ギター用モデルが網羅された究極の“全部入り”バンドル、「Total Studio 4 MAX」。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。

Native Instruments、次世代DJソフトウェア「Traktor Pro 4」を発表…… ビルトイン・ドラム・マシン機能や、iZotope RXベースのステム分離機能を搭載

ボーカル・トラックをまったく違う声質の歌声、楽器演奏に変換できるクラウド・プラグイン、Sonarworks「SoundID VoiceAI」の国内販売がスタート

IK Multimedia、次世代“MTM”モニター「iLoud MTM MK II」を発表…… 新設計のドライバーを搭載、定番モニターをイミュレートできる機能も利用可能に

珍しい楽器/物体の共鳴と、真空管モジュラーシンセを組み合わせた“エレクトロ=アコースティック・シンセサイザー”、Mntra「Vespera」がデビュー

iZotopeのAIミキシング・ツール、Neutron 4 Elementsが期間限定で無償配布中

iZotope、「RX 11」を発表…… ラウドネスを自動で最適化、SpotifyやApple Musicの配信音質をシミュレートする機能も搭載

Apple、Logic Proの約11年ぶりのメジャー・バージョン・アップとなる「Logic Pro 11」を発表…… フレーズ生成やステム分割など、AIを活用した新機能を多数搭載

LEWITT、誰でも簡単に理想的なサウンドでレコーディングが行える新世代オーディオ・インターフェース、「Connect 2」を発表

ローランド、新型フラッグシップ・シンセ、「FANTOM EX」シリーズを発表…… SH-101やJUPITER-8のACB音源を標準搭載

歌い手との距離をセンサーで測定し、音量と音色を自動で補正する“オートフォーカス・マイク”、LEWITT「RAY」がデビュー

Universal Audio、テープ・レコーダーをモデリングした新作プラグイン「Verve Analog Machines Essentials」を無償配布中…… 4月30日まで

Amigaをギター用ストンプとして使う…… Magical Synth Adventure、A500をエフェクターとして使用するビデオを公開

『Maxサマースクール・イン・藝大 2024』が7月29日から8月2日の日程で開催…… Maxの生みの親であるミラー・パケット氏、IRCAMの研究者も参加

ソニーの業務用モニター、PVMシリーズのミニチュア液晶モニターが登場…… 5インチと3.5インチの2モデルがラインナップ

IK Multimedia、珠玉の“メタル・トーン”を再現する「TONEX Metal Gems」をリリース…… Peavey 5150やSoldano SLO-100などを忠実にモデリング

シングルボードコンピュータをモジュール化した“Eurorack PC”、「PAC BOT」…… モジュラーシンセの中でDAWやプラグインを使用することが可能に

ストンプ・メーカーが作ったJUNO/Polysixインスパイアのバーチャル・アナログ・シンセ、VONGON「REPLAY」がデビュー

Amiga独特のローファイでクラッチーなサウンドを再現するプラグイン・サンプラー、PotenzaDSP「Amigo」がリリース

ICON