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Ableton、Live 12.3のパブリック・ベータを公開…… 待望のステム分離機能が搭載、Spliceのライブラリーに直接アクセス可能に
Abletonが、Live 12.3のパブリック・ベータを公開。近い将来、正式にリリースされるLive 12.3では待望のステム分離機能が実装され、Spliceのライブラリーに直接アクセスできるようになりました。

Ableton Live 12.3(パブリック・ベータ)
Abetonは本日(2025年9月2日)、Live 12.3のパブリック・ベータを公開しました。Liveの次期バージョンとなる12.3では、アレンジメント・ビュー/セッション・ビュー/ブラウザ内のオーディオ・クリップを、ボーカル/ドラム/ベース/その他に分離するステム分離機能が搭載(Live Suite/Pushスタンドアロンのみ)。このステム分離機能は、Music AIが開発した最先端のアルゴリズムを元に実装されており、非常に精度の高いセパレーションを実現しています。また、Liveのブラウザから直接Spliceのライブラリーにアクセスできるようになり、サンプルの絞り込み/検索/試聴をシームレスに行うことが可能に。楽曲のリズムやハーモニーにマッチしたサンプルを瞬時に見つけることができる、『Search with Sound』という便利機能も利用することができます。さらにはバージョン12.2で実装されたバウンス機能がさらに強化され、12.3ではグループ・トラック全体あるいは一部を簡単にバウンスできるように。また、任意のクリップや選択範囲をトラックやテイク・レーンにバウンスした状態で貼り付けることができる、『バウンスしたオーディオをペースト』という新コマンドも追加されています。
その他、いくつかのデバイスやPackはアップデートされ、Pushの機能も強化されているLive 12.3。Live 12の正規ユーザーは、Abletonのベータ・プログラムに参加することで、その機能をいち早く試すことができます。さらなる詳細は、AbletonのWebサイトをご覧ください。
