
DAW & PLUG-IN
人気のプラグインを網羅したUniversal Audio「UAD Signature Edition」がV3にアップデート…… 5万円以下で63種類のプラグインを入手できるクロスグレード版も販売
Universal Audioが、人気のプラグイン・バンドル「UAD Signature Edition」をバージョン3にアップデート。同時にイントロ・セールも始まり、先日リリースされたばかりのLUNA Pro 2.0も対象のクロスグレード版も用意されています。
「UAD Signature Edition」がV3にアップデートされ、収録プラグインの総数は63種類に
数多の名盤で使用されてきたアウトボードやギター・アンプの名機を、独自のモデリング技術で意欲的にソフトウェア化しているUniversal Audio。そんな同社の看板製品とも言えるプラグイン・バンドル「UAD Signature Edition」が本日(2025年11月4日)、バージョン3にアップデートされました。「UAD Signature Edition V3」では、新作プラグインの「Ocean Way Studios Deluxe」をはじめ、7つのプラグインが追加収録。これで「UAD Signature Edition」に収録されているプラグインは総額100万円以上、合計63種類にまで増加しました。これまで販売されたUniversal Audioのプラグイン・バンドルすべてが対象となるクロスグレード版のイントロ・プライスは49,300円(税込)で、約5万円でUniversal Audioの代表的なプラグインを入手することが可能になります(先述のとおり、このクロスグレード版はLUNA Pro 2.0も対象です)。
新作プラグインの「Ocean Way Studios Deluxe」
「UAD Signature Edition」のアップデートに合わせてリリースされた新作プラグインの「Ocean Way Studios Deluxe」は、数々の名盤で使用されたレコーディング・スタジオ、Ocean Way Recordingのブースの響き/常設機材のサウンドをソフトウェア化したプラグイン。Ocean Way RecordingのStudio AとStudio Bは、Universal Audioの創業者であるビル・パットナム(Bill Putnam)が設計したスタジオであり、同社独自の『Dynamic Room Modeling』技術によって、伝説の空間の響きが忠実に再現されています。
「UAD Signature Edition V3」のイントロ・プライスは、新規購入版が57,500円(通常価格:100,000円)、クロスグレード版が49,300円(通常価格:83,400円)で、クロスグレード版はこれまで販売されたすべてのプラグイン・バンドル(LUNA Pro 2.0を含む)が対象。「Ocean Way Studios Deluxe」単体の販売価格は41,000円で、こちらはイントロ・プライスが用意されていないため、「UAD Signature Edition V3」を購入してしまった方が断然お得と言えるでしょう。また間もなく、50種類のプラグインの中から好きなものを10種類選んでお得に購入できる、『UAD Mix Tape Pro』プロモーションも開始予定とのこと。約5万円はちょっと手が出ない、所有のプラグインがかなり被っているという人は、このプロモーションを待つのもいいかもしれません。
上位グレードのプラグイン・バンドル、「UAD Ultimate」と「UAD Complete」もアップデートされた
また、上位グレードのプラグイン・バンドルも同時にアップデートされ、「UAD Ultimate」はバージョン14に、「UAD Complete」はバージョン4になりました。どちらも「Ocean Way Studios Deluxe」をはじめ、多数のプラグインが追加収録され、その総数は「UAD Ultimate V14」が合計120種類以上、「UAD Complete V4」は合計200種類以上となっています(注:「UAD Ultimate」と「UAD Complete」には、Apollo/UADハードウェアを必要とするプラグインも収録されています)。「UAD Ultimate V14」のイントロ・プライスは131,900円(通常価格:164,800円)、「UAD Complete 4」のイントロ・プライスは247,500円(通常価格:412,000円)で、「UAD Complete 4」を新規購入した人には、Positive Gridのギター・リグ・ヘッドフォン Spark NEO(39,600円相当)が無償で進呈されるとのこと。さらなる詳細は、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。



