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IK Multimedia、新型フラッグシップ・モニター「iLoud Precision MKII」を発表…… ルーム補正機能は最新の『ARC X』へと進化、ツイーターもアップデート
IK Multimediaが新製品、「iLoud Precision MKII」を発表。同社のフラッグシップ・スタジオ・モニター、iLoud Precisionがさらなる進化を遂げました。
IK Multimedia「iLoud Precision MKII」
IK Multimediaが2022年に販売を開始したiLoud Precisionは、同社が技術の粋を集めて完成させたiLoudシリーズのフラッグシップ・モデルです。低共振／ハイ・ダンピング設計のMDF製エンクロージャーに、チャンバー型のテキスタイル・ドーム・ツイーターと軽量コート紙メンブレンを採用したミッド・ウーファーを搭載し、カスタム設計のクラスDアンプで駆動。96kHz処理の高性能DSPも内蔵し、ルーム補正機能やスピーカー・エミュレーション機能なども備えた完全プロ仕様のスタジオ・モニターです。
完全プロ仕様のスタジオ・モニター、「iLoud Precision MKII」
本日（2025年9月9日）発表された「iLoud Precision MKII」は、そんなiLoud Precisionをさらに進化させた後継モデル。「iLoud Precision MKII」では、新たに超軽量／高剛性のグラフィン強化ツイーターが採用され、高域のディテールが大幅に向上し、歪みも最低限に抑えられているとのこと。また、エンクロージャーは内部ブレージングおよびMDFの構造が強化され、専用ブラケット（別売）を使用したイマーシブ環境への設置も、これまで以上にスムーズに行える設計になっているとのことです。さらにはDSP機能も強化され、ルーム補正機能はARC 4を進化させた最新の『ARC X』へとアップデート。『ARC X』ソフトウェアを使用した、ルーム補正後のチューニング、スピーカー・エミュレーション、複数ルームのプロファイルの切り替えなどにも対応しています。
「iLoud Precision MKII」は、5インチのウーファー×2＋1.5インチ・ツイーターをMTMレイアウトで配した「iLoud Precision MTM MKII」、 6.5インチのウーファー＋1.5インチ・ツイーターを搭載した2ウェイ仕様の「iLoud Precision 6 MKII」、5インチのウーファー＋1.5インチ・ツイーターを搭載した2ウェイ仕様の「iLoud Precision 5 MKII」という3モデルがラインナップ。1本あたりの希望小売価格（税込）は、「iLoud Precision MTM MKII」が162,800円、「iLoud Precision 6 MKII」が148,500円、「iLoud Precision 5 MKII」が126,500円となっています。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。
