
GUITAR & STOMP
ボス、歴代名機のサウンドをDSPによって再現する“Plugout FX”、「PX-1」を発表…… 専用アプリからモデルをインストールすることで、あらゆるストンプとして機能
ボスが新製品、「PX-1」を発表。OD-1やDS-1といった歴代名機のサウンドを、DSPによって再現するストンプの登場です。

ボス「PX-1」
ボスから新機軸の製品が発表になりました。“Plugout FX”を謳う「PX-1」は、ボス製ストンプのサウンドをDSPによって再現する製品。ボス製ストンプをソフトウェア化した“モデル”をロードすることで、OD-1やDS-1など、ボスの歴代名機のように機能するという新しいタイプの製品です。筐体デザインは、アイコニックなボス製ストンプを踏襲しているので、実機と同じような感覚で使用することが可能。ステレオ入出力端子のほか、エクスプレッション・ペダルやフット・スイッチを接続できるCTL端子や、MIDIクロックを受信できるTRSタイプのMIDI入力端子も装備しています。
「PX-1」は、OD-1(Over Drive)、SP-1(Spectrum)、PH-1(Phaser)、SG-1(Slow Gear)、CS-1(Compression Sustainer)、TW-1(T Wah)、SD-1(SUPER Over Drive)、DS-1(Distortion)という8つのモデルがプリ・インストールされた状態で出荷されます。他にも発売時点で8種類の無償モデルが提供され、それらはiOS/Android対応の専用アプリ『BOSS Effect Loader』を使って、ユーザー・スロットにインストールすることが可能。「PX-1」用のモデルは今後、有償ライセンスとしても提供され、2026年1月にはOD-2(TURBO Over Drive)、DM-2(Delay)、DC-2(Dimension C)のリリースが予定されているとのこと。これらの有償ライセンスは、トライアル・バージョンも用意されるので、購入前に試用できるとのことです。

エクスプレッション・ペダルやフット・スイッチを接続できるCTL端子も装備
「PX-1」は、2025年9月13日発売予定で、価格はオープン・プライス、市場実勢価格は38,500円となっています。さらなる詳細は、ボスのWebサイトをご覧ください。