WORLD SYNTHESIZER
WORLD SYNTHESIZER #15:話題のミニ・シンセ、Modal「SKULPT」の予約受付が、Indiegogoに場所を移して継続
昨日、Kickstarterでの予約受付が終了した、英Modal Electronicsのコンパクト・シンセ「SKULPT」。間髪入れずに今度は、Indiegogoでの予約受付がスタートしました。
Kickstarterでは、30日間で目標金額の297%(!)となる予約を集め、前評判どおりの人気を誇示した「SKULPT」。Modal Electronicsには、“Kickstarterでのキャンペーン終了後は、どこで入手できるのか?”という問い合わせが多数寄せられたとのことで、それに応える形でIndiegogoでの予約受付がスタートしました。同社によれば、Kickstarterのシステムではバック期限を設定する必要があり、終了したキャンペーンを延長することもできないため、Indiegogoに場所を移して予約受付を継続したとのことです。気になっていた方にとっては、もう少し頭を悩ませる期間ができて良かったのではないでしょうか。
「SKULPT」の主な特徴は、以下のとおり。「SKULPT」については、こちらの記事でも紹介していますので、併せてご覧ください。
- 32基のオシレーターを搭載した、4ボイス仕様のヴァーチャル・アナログ・シンセサイザー
- ボイスごとに8基のオシレーターを搭載、選択した2種類の波形のモーフィングにも対応
- 各オシレーターのレベルを設定できるミキサー。FM/PWM/チューニング/リング・モジュレーションにも対応
- モノフォニック/デュオフォニック/ポリフォニック、3種類の発音モード
- 32基のオシレーターをユニゾン/デチューンさせることで、重厚なサウンドを得ることが可能
- 8系統のソースと37系統のディスティネーションを自由にアサインできる、8スロットのモジュレーション・マトリクス
- フィルター/アンプ/モジュレーション・ソースにアサインできる3基のエンベロープ・ジェネレーター
- 2基のオーディオ・レートLFO。1基はグローバルLFOとして、もう1基はポリフォニックLFOとして機能
- 最大128ノート/4種類のパラメーターを記録できるリアルタイム・シーケンサー
- ディヴィジョン/ディレクション/オクターブ/スウィング/サスティンを設定できる、フル機能のアルペジエーター
- ローパス/バンドパス/ハイパスをモーフィングできるレゾナント・フィルター
- ディレイとディストーションを搭載(ディストーションは、ビット・クラッシャーではなく、ウェーブシェーピング・オーバードライブを採用)
- LFOとディレイはMIDIシンクに対応
- 128種類のパッチと64種類のシーケンスを保存可能
- MIDI対応の16鍵タッチ・キーボード
- MIDI入出力とクロック入出力を装備
- コンピューターやタブレットなどとMIDIデータの送受信が行えるクラス・コンプライアント対応のUSB端子
- ヘッドフォン出力とライン出力
- USBパワー/単三電池6本の2電源方式
- Mac/Windows/iOS/Android対応のエディター・ソフトウェア
- 小型・軽量設計
- 横幅255×奥行135×高さ68mm