SYNTH & MACHINE
世界初の“中世ヨーロッパ・ビート・マシン”、teenage engineering「EP-1320 medieval」の国内販売がスタート
teenage engineeringの新製品、「EP-1320 medieval(メディーバル)」の国内販売がスタート。価格は55,000円(税込)で、明日(2024年8月8日)出荷が開始されることが発表されました。
teenage engineeringが日本時間の昨晩アナウンスした「EP-1320 medieval」は、人気のEP-133 K.O.IIに次ぐ、EPシリーズの第二弾となる製品。“中世ヨーロッパ”をテーマに開発された新しいコンセプトのビート・マシンで、96MBの内蔵ROMに民族楽器などのサウンドを220種類搭載、その中には街の喧騒、動物の鳴き声、語り部の声といったSE的なサンプルも多数含まれています。teenage engineeringの担当者によれば、近年の“中世ヨーロッパ・サウンド”への注目の高まりを受けて開発したマシンとのこと。RPGのテーマのような曲、無印良品で流れていそうなフォルクローレ風の曲、剣と剣がぶつかり合うSEが入ったテクノ風の曲など、その魅力を堪能できるデモ・ソングも合計9曲収録されています。
ユニークな“中世ヨーロッパ・ビート・マシン”である「EP-1320 medieval」ですが、高機能なサンプラーとして使用できるのもポイントです。機能はEP-133 K.O.IIとほぼ同一で(RAM容量は半分の32MB)、内蔵ROMのサンプルとユーザー・サンプルは同時に扱うことが可能。自由に機能をアサインできるフェーダーやEP-133 K.O.IIには無いアルペジエーターも搭載し、7種類のエフェクトの中には“パンチイン・ポーカス”と名付けられたユニークなアルゴリズムも含まれています。
「EP-1320 medieval」の国内販売は、本日12:00から開始され、明日出荷予定とのこと。価格は55,000円(税込)で、RPGのアイテムを彷彿とさせるデザインの専用バッグ「EP medieval quilted armour bag」の価格は、18,700円(税込)となっています(こちらは8月下旬出荷開始予定)。第一弾のEP-133 K.O.IIは、発売からしばらく品薄状態が続いたので、「EP-1320 medieval」が気になった人は早めにオーダーした方がいいかもしれません。さらなる詳細は、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。