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SYNTH & MACHINE

ローランド、新型フラッグシップ・シンセ、「FANTOM EX」シリーズを発表…… SH-101やJUPITER-8のACB音源を標準搭載

ローランドが同社のフラッグシップ・シンセサイザー、FANTOMシリーズをアップデート。「FANTOM EX」シリーズとして生まれ変わりました。

Roland - FANTOM EX Series

ローランド「FANTOM EX」シリーズ(写真は61鍵モデルの「FANTOM 6 EX」)

ローランドのFANTOMシリーズは、高機能な音源を中心に、サンプラー、マルチ・エフェクター、16トラック・シーケンサー、USBオーディオ・インターフェースといった機能が統合されたワークステーション・タイプのシンセサイザーです。筐体中央には指先で各種操作が行えるカラー・タッチ・スクリーンを搭載し、61鍵/76鍵/88鍵の3タイプの中から選べる鍵盤部は、アフタータッチに対応した高品質なキーボードを採用。クラウド・サービスの『Roland Cloud』経由で、音色を拡張できる点もFANTOMシリーズならではのフィーチャーです。

Roland - FANTOM EX Series

ACBで再現された『JUPITER-8 ACB Expansion』

本日(2024年4月25日)発表された「FANTOM EX」シリーズは、これまでオプションで販売されていた“FANTOM EXアップグレード”を標準搭載した製品です。“FANTOM EXアップグレード”では、ACB(Analog Circuit Behavior)によって再現された3種類のモデリング音源(SH-101 ACB Expandion、JUPITER-8 ACB Expansion、JX-3P ACB Expansion)、Model Expansionによって再現されたデジタル音源(JD-800)、2種類のピアノ音源(German Concert V-Piano Expansion 01、SuperNATURAL Acoustic Piano 3 Expansion)、最新シンセサイザー音源(n/zyme Model Expansion)など、さまざまな種類の音源が追加。さらにはスタジオ・グレードのシマー・リバーブやモジュレーション・リバーブも搭載されるなど、これまで以上にパワフルなシンセサイザーとして進化を遂げています。

Roland - FANTOM EX Series

最大32バンドのボコーダーも搭載

FANTOM EX」シリーズは、61鍵の「FANTOM 6 EX」、76鍵の「FANTOM 7 EX」、88鍵の「FANTOM 8 EX」という3モデル展開で、2024年5月31日発売予定。価格はオープン・プライスで、税込の市場想定価格は「FANTOM 6 EX」が418,000円、「FANTOM 7 EX」が451,000円、「FANTOM 8 EX」が484,000円となっています。さらなる詳細は、ローランドのWebサイトをご覧ください。

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