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LEWITT、誰でも簡単に理想的なサウンドでレコーディングが行える新世代オーディオ・インターフェース、「Connect 2」を発表
LEWITTが新型オーディオ・インターフェース、「CONNECT 2(コネクト・ツー)」を発表。誰でも簡単に良い音で録音することができる、新しいコンセプトのオーディオ・インターフェースが登場しました。
先月発売され、注目を集めているLEWITTの新型マイクロフォン、RAY。録音ソースがどれだけ離れているかを検知して、音量と音色を自動で補正してくれるというインテリジェントなマイクロフォンです。さらには録音ソースとの距離が、設定した閾値を超えた場合に自動でミュートされる『MUTE by Distance』というユニークな機能も搭載。もちろん、これらの機能は必要に応じてオン/オフを切り替えることができ、オフ時はLCT 440 PUREとほぼ同等のコンデンサー・マイクとして機能します。
本日(2024年5月7日)発表された「CONNECT 2」は、そんなRAYと共通の設計思想(=誰でも簡単に良い音で録音することができる)で開発された新型オーディオ・インターフェースです。「CONNECT 2」は、Mac/Windows/iOSデバイス対応のUSBオーディオ・インターフェースで、1系統のマイク入力(XLR端子)、1系統のHi-Z入力(フォーン端子)、1系統のステレオ出力(TRSフォーン端子/バランス仕様)を搭載(マイク入力とHi-Z入力は同時に使用できるので、オーディオ・インターフェースとしては2ch入力/2ch出力という仕様)。最大の特徴は、『Auto Setup』と名付けられたDSP機能を搭載している点で、誰でも簡単に理想的なサウンドでレコーディングすることが可能になっています。
ADコンバーターの後段に搭載されている『Auto Setup』は、入力ゲインの設定、プリアンプのキャラクター(音色)の付加、バックグラウンド・ノイズの除去、コンプレッサーのオン/オフといった処理を行うDSP機能です。これらは手動でも設定することができますが、専用ソフトウェアのセットアップ・ウィザードによって、録音ソース/求めるサウンドに最適な状態に簡単に設定することが可能。たとえば入力ゲインやバックグラウンド・ノイズは、数秒から数十秒音を入力すれば、「CONNECT 2」が自動で最適な値に設定してくれます。プリアンプのキャラクターは、色付けのない音色の『Clean』、温かみのある音色の『Warm』、ブライトな音色の『Vivid』という3種類のアルゴリズムが用意され、マイク入力とHi-Z入力で個別に選択することが可能。もちろんこれらのパラメーターは、セットアップ・ウィザードで設定した後に、手動で補正することもできます。
さまざまな操作を直感的に行うことができるタッチ・ベースのコントロール・インターフェースも、「CONNECT 2」の大きなフィーチャーです。コントロール・インターフェースは静電容量式で、モニター・ボリュームやミュート、入力ゲインの調整といった操作を指先で力を入れずに行うことが可能。LEDリングは25ステップで、ボタンを含むすべてのLEDの発光色は、ソフトウェアから自由に設定することができます(機能を自由にアサインできるカスタム・ボタンも備えています)。
つい『Auto Setup』機能に目が行きがちな「CONNECT 2」ですが、オーディオ・インターフェースとしての基本性能もハイ・スペックで、マイク入力は最大118dB、Hi-Z入力は最大121dBと広大なダイナミック・レンジを確保。エレクトリック・ギターをダイレクトに接続できるHi-Z入力は、ヴィンテージのシングル・ピックアップから最新のアクティブ・ピックアップまで対応し、グランド・ブレイク・ループ回路によってノイズ耐性も強化されています。また、ヘッドフォン出力はゼロΩ仕様で、ハイ・インピーダンスのスタジオ用ヘッドフォンに対応する専用モードも搭載。ミニ端子とフォーン端子の両方を備えているというのも便利です。
入力ソース/求めるサウンドに合わせ、最適な設定で収録することができる新世代オーディオ・インターフェース、LEWITT「Connect 2」。国内では本日(2024年5月7日)より販売が開始され、希望小売価格は34,800円(税込)となっています。さらなる詳細は、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。