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Native Instruments、「KOMPLETE 15」を発表…… 超強力サンプラー「KONTAKT 8」をフィーチャーした次世代バンドルが遂にデビュー
KOMPLETE 14のリリースから約2年。Native Instrumentsが新バンドル、「KOMPLETE 15」 を発表しました。「KOMPLETE 15」 は、KOMPLETE 14同様、“COLLECTOR’S EDITION”、“ULTIMATE”、“STANDARD”、“SELECT”という4種類のグレードで展開され、発表と同時に予約販売もスタートしています(製品の提供は22日に開始)。
Native InstrumentsのKOMPLETE(コンプリート)は、同社の音源/エフェクトを網羅した包括的なソフトウェア・スウィートです。2003年に最初のバージョンがリリースされ、その後はおよそ1〜2年ごとに新製品を追加する形で進化。作曲家/クリエイターの“マスト・ハブ・バンドル”として、世界中のアーティストから絶大な支持を集めています。
本日発表された「KOMPLETE 15」の目玉となるのが、KONTAKTの新バージョン「KONTAKT 8」です(COLLECTOR’S EDITION/ULTIMATE/STANDARDに収録)。次世代フル・スペック・サンプラーである「KONTAKT 8」では、『Chords’ Tool』、『Phrases’ Tool』、『LEAP』といった作曲を支援するインテリジェンスな機能を新たに搭載。『Chords’ Tool』は新しいコードの発見、『Phrases’ Tool』はメロディー生成を支援する機能で、『LEAP』はサンプルを直感的に再生/組み立てることができるツールです。さらには新開発のレイヤー機能も備わり、膨大なKONTAKTライブラリーを縦横無尽に組み合わせることが可能に。これなどは往年のKOREを彷彿とさせる機能で、“既存のライブラリーの新しい使い方を発見できるサンプラー”として、KONTAKTは大きな進化を遂げています。
もう1つ、「KOMPLETE 15」とともにデビューとなるのが、「KITHARA」と名付けられた新しい音源です(COLLECTOR’S EDITIONにのみ収録)。“シネマティック・ギター・ライブラリー”を謳う「KITHARA」は、新たに収録された高品位なギター/弦楽器音源とのことで、これまで以上にオーガニックで没入感のあるサウンドを実現しているとのこと。異なる音源を最大4種類レイヤーさせることも可能で、劇伴作曲家/サウンド・デザイナー注目の音源と言えそうです。
もちろん、収録されている音源/エフェクトの数もさらに増え、この約2年の間に発売になった多くの製品が追加されています。たとえば、“COLLECTOR’S EDITION”にはValves Pro、Fables、CHOIR: OMNIAなど32種類、“ULTIMATE”にはAlicia’s Electric Keys、Vocal Colors、Acoustic Sunburst Deluxeなど31種類、“STANDARD”にはGlaze 2、Guitar Rig 7 Pro、Session Percussionistなど19種類が追加されているとのことです。
「KOMPLETE 15」の販売価格は以下のとおりで、もちろんアップデート/アップグレードも用意されています。さらなる詳細は、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。
- KOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITION:277,800円
- KOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITION(アップデート):77,100円
- KOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITION(ULTIMATEからのアップグレード):92,500円
- KOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITION(STANDARDからのアップグレード):185,100円
- KOMPLETE 15 ULTIMATE:185,100円
- KOMPLETE 15 ULTIMATE(アップデート):61,600円
- KOMPLETE 15 ULTIMATE(STANDARDからのアップグレード):92,500円
- KOMPLETE 15 ULTIMATE(SELECTからのアップグレード):169,700円
- KOMPLETE 15 STANDARD:92,500円
- KOMPLETE 15 STANDARD(アップデート):30,800円
- KOMPLETE 15 STANDARD(SELECTからのアップグレード):77,100円