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IK Multimedia、Bösendorfer 214VCをサンプリングしたPianoverseの新作、「Black Pearl B200」をリリース
IK MultimediaがPianoverseの最新コレクション、「Black Pearl B200」の販売を開始。Bösendorfer 214VCをサンプリングした至高のピアノ音源の登場です。
IK Multimediaが昨年9月にリリースしたPianoverseは、人間に代わって鍵盤を打鍵する独自のマシン、“サンプリング・ロボット”を使って開発された高品位なピアノ音源です。鍵盤を最適なベロシティ・カーブで打鍵する“サンプリング・ロボット”を使用することで、バラつきのある人間の演奏をプログラミングで補正する必要がなくなり、本物のピアノが持つ強弱表現を自然かつ完璧に再現。従来のサンプリング音源とは一線を画した、ひじょうに質の高いピアノ・サウンドを実現しています。もちろんユーザー・サイドで、リリース、ハンマー・ノイズ、ペダル・ノイズ、弦の共鳴、蓋の開閉、音色の明暗といったパラメーターを詳細に設定できるため、楽曲にマッチしたサウンドに調整することも可能。コンサート・ホールやスタジオ、クラブ、教会といったスタンダードな残響から、倉庫、金庫室、氷山、砂漠、火星(!)といった異質な残響まで再現するユニークなプロセッサー、『空間ジェネレーター』を搭載しているのも大きな特徴です。
本日リリースされた「Black Pearl B200」は、Bösendorferのグランド・ピアノ、214VC(Vienna Concert)をサンプリングしたPianoverseの最新コレクション。奥行き7フィート(214cm)のBösendorfer 214VCは、煌びやかで豊かな音色が特徴で、クラシックからコンテンポラリーまで、幅広いジャンルに対応するグランド・ピアノとして知られています。「Black Pearl B200」のサンプリング作業は、イタリア・ボローニャのFonoprintというスタジオで実施されたとのこと。15世紀の修道院の壁に囲まれたブースの響きを捉えるため、近接マイキング用にDPA製カーディオイド・マイクロフォン、中距離用に同じくDPA製のオムニ・マイクロフォンがA-Bマイキングの手法で使用されたとのことです。
「Black Pearl B200」のリリースによって、発表時にアナウンスされたすべての音源が揃ったPianoverse。「Black Pearl B200」の販売価格は99.99ユーロで、すべてのPianoverse音源を利用できるPianoverse MAXは299.99ユーロ、Pianoverseユーザー向けのPianoverse MAX Upgradeは199.99ユーロ、すべてのPianoverse音源を利用できるサブスクリプションは149.99ユーロ/年となっています。なお、IK Multimediaは2024年11月4日までの期間限定で、1つのPianoverse音源を購入すると別のPianoverse音源が貰える“Pianoverse BOGO(Buy One Get One Free)”プロモーションを実施中。「Black Pearl B200」も、このプロモーションの対象とのことなので、購入者は別のPianoverse音源を1つ無償で入手することができます。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。