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ローランド、“ハンドパン”に着想を得た新しい電子楽器「Mood Pan」を発表…… プリセットされた環境音楽や自然音をバックに演奏することも可能
ローランドが新製品、「Mood Pan(ムード・パン)」を発表。「Mood Pan(ムード・パン)」は、欧州発祥のアコースティック楽器、“ハンドパン”をモチーフにした電子パーカッションです。

ローランド「Mood Pan MN-10」
ローランドから新機軸の電子パーカッションが登場しました。来月発売される「Mood Pan」は、欧州発祥のアコースティック楽器=“ハンドパン”をモチーフに開発されたという、まったく新しい電子パーカッション。直径316mmの筐体上面には、凹んだ形状のタッチ・センサー・パッドが9つ備わり、それらを指で叩いて演奏する電子楽器です。音色は、ハンドパンやタンドラム、ガムランといった12種類のプリセットから選択でき、iOS/Andoroid対応アプリ『Mood Pan Plus』を使用すれば、音色やパッドの音階などをエディットすることも可能。スピーカー内蔵/バッテリー駆動なので、アコースティック楽器感覚で演奏できるのも魅力です。

直径316mmの筐体上面に、タッチ・センサー・パッドを9つ搭載
USB端子も備え、パソコンを接続すれば、オーディオ/MIDIデータを送受信することも可能。打ち込み用のコントロール・パッドとしても機能します。また、Bluetoothにも対応しているので、スマートフォンの音楽を内蔵スピーカーから再生したり、その音楽に合わせて演奏することも可能。ユニークなのが、環境音楽や自然音がプリセットされている点で、それらをバックに演奏を楽しむこともできます。

操作パネル。ヘッドフォン端子も装備
ハンドパンから着想を得た新感覚の電子楽器、「Mood Pan」。2025年7月26日発売予定で、価格はオープン・プライス、市場想定価格は77,000円(税込)となっています。さらなる詳細は、ローランドのWebサイトをご覧ください。