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楽曲のアイディアを記録できるスケッチ・アプリ、Ableton Noteがアップデート…… 待望のMIDIコントロールに対応、新シンセも利用可能に
Abletonが、楽曲のアイディアを素早く記録できるiOS用の“スケッチ・アプリ”、Noteをアップデート。MIDIコントロールに対応するなど、多くの新機能が追加されました。
昨年10月にリリースされたNoteは、楽曲のアイディアを素早く記録できるiOS用の“スケッチ・アプリ”です。思い浮かんだメロディーやリズム・パターンをタッチ操作で記録することが可能で、iPhone/iPad内蔵マイクを使ったサンプリングにも対応。Noteに記録した楽曲のアイディアは、Ableton Cloud経由でLiveに送信できるので、さらにディープな曲づくり/アレンジ/ミックスをPC上で続けることができます(Noteには、Liveのインストゥルメント/デバイスが搭載されているため、音色の互換性も保たれています)。
今回リリースされた新バージョンのNoteでは、待望のMIDIコントロールに対応。Bluetooth/USBで接続したキーボードやパッドで入力することも可能になりました。さらにはLive 11.3の新しいシンセサイザー、Driftを元に開発された音源など、多くのインストゥルメントが追加。プリセットの保存/読み込みにも対応し、サンプルの反転/コピー/ペースト/ダイレクト・インポートをサポートするなど、サンプリング機能も大幅に強化されています。ユーザーから喜ばれそうな新機能が、動画からのオーディオ・インポート機能で、iOSの写真アプリに保存されている動画から、音声だけをNoteに取り込むことが可能に。その他にもMIDIノートの長さの調整に対応するなど、多くの新機能が追加されています。
ユーザーからのフィードバックを元に、音楽の“スケッチ・アプリ”としてさらに使いやすく進化したNote。もちろん、既存のユーザーは無償でアップデートすることができます(新規購入価格は900円)。さらなる詳細は、AbletonのWebサイトをご覧ください。