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ローリー・スピーゲルが開発した最高に楽しい作曲ソフト、「Music Mouse」が40年の時を経て復刻…… マウス操作で音楽的なフレーズを次々と生成
ローリー・スピーゲル(Laurie Spiegel)が開発したアルゴリズム作曲ソフトウェア、「Music Mouse(ミュージック・マウス)」が復刻。2026年、現代のコンピューター環境で使用できるようになりました。

約40年の年月を経て蘇った「Music Mouse」
少し前に発表された「Music Mouse」のリヴァイバルが、ついに現実のものになりました。Eventide が本日(2026年2月18日)リリースした「Music Mouse」は、アメリカ・シカゴ出身の作曲家であるローリー・スピーゲルが開発し、1986年にリリースされたアルゴリズム作曲ソフトウェア。ローリー・スピーゲルが“インテリジェントな楽器(An Intelligent Musical Instrument)”と呼ぶ「Music Mouse」は、マウス/トラックパッドの動きをリアルタイムにメロディーと対位法に変換し、決してランダムではない音楽的なフレーズを生成します。一見、即興演奏用のような「Music Mouse」ですが、ローリー・スピーゲル自身、このソフトウェアを使って作曲した楽曲をいくつも発表しています。

作曲家のローリー・スピーゲル
1980年代、Macintosh、ATARI、Amiga用ソフトウェアとして販売された「Music Mouse」ですが、Mac OS 9版を最後に開発は終了。しかし2026年2月、現代のコンピューター環境に対応したモダン・バージョンが、あのEventideからリリースされました。Eventide版「Music Mouse」は、UIのデザインが新しくなった程度で、基本的な機能はオリジナル版と同一。macOS 10.14以降(Intel/Apple Silicon対応)およびWindows 11に対応したスタンドアローンのアプリケーションであり、DAWや外部ハードウェアとのMIDIシンクにも対応しています。
「Music Mouse」の主な特徴は以下のとおりです。
- ローリー・スピーゲルが開発したアルゴリズム作曲ソフトウェア
- Mac/Windowsで使用できるスタンドアローン・アプリケーション
- 作曲の知識がなくても、マウス/トラックパッドを操作するだけで音楽的なフレーズを生み出すことが可能
- 最大4つのノートを再生
- 10種類のパターン・シーケンス
- 4種類のリズミカル・トリートメント(Chord、Arpeggio、Line、Improv)
- 6種類のハーモニック・モード(Chromatic、Octatonic、Middle Eastern、Diatonic、Pentatonic、Quartal)
- ピン留めできるキーボード・マップ
- リサイズに対応、ビジュアル・フィードバックが強化された新しいUI
- MIDIクロックでDAW/外部ハードウェアと同期することが可能
- ローリー・スピーゲルが作成したパラメーター・プリセットを収録
- ローリー・スピーゲルのDX7/TX7パッチを含む30種類以上のシンセ・プリセットを収録
「Music Mouse」の販売はすでに開始されており、価格は29ドル。デモ版も用意されているので、気になった人はぜひチェックしてみてください。

