
VIDEO SYNTH
幾何学的なモノトーン映像を生成する安価なビデオ・シンセサイザー、Lumatic Visual Devices「Rorschach」が登場…… 映像に合わせてドローン・サウンドも生成
Lumatic Visual Devicesというガレージ・メーカーが、スタンドアローンの新型ビデオ・シンセサイザー、「Rorschach」を発表。マニアの間で注目を集めています。

Lumatic Visual Devices「Rorschach」
イギリスのチェシャー州とスタッフォードシャー州の間に工房を構えるLumatic Visual Devicesは、さまざまな音系ガジェットを製作しているDecadebridgeと、ヴィジュアル・アーティスト/パフォーマーのMundane Consciousnessが立ち上げたガレージ・メーカー。同社の最初のプロダクトとなる「Rorschach」は、パラメーター操作と外部からの入力に応じて、幾何学的なモノトーンのヴィジュアルを生成するビデオ・シンセサイザーです(出力はコンポジットのみ)。
主要パラメーターは、6種類のパターン生成モードを選択するフォーム(FORM)、水平方向の幅(H-WIDTH)、水平方向の位置(H-POSITION)、垂直方向の高さ(V-HEIGHT)、垂直方向の位置(V-POSITION)、各パラメーターのランダム度合い(RANDOM)の6つで、パターンは水平方向/垂直方向で個別にミラーリングでき、ランダムはパラメーターごとに無効にすることも可能。生成されるパターンについてはデモ・ビデオを見ていただくのが早いですが、シンプルなモノトーンのバイナリー・イメージながら、なかなか魅力的で、いじり甲斐のありそうな映像という印象です(バイナリー・イメージなので、他のビデオ・シンセサイザー用のキー・ソースとしても良さそうです)。
6つの主要パラメーターを外部からモジュレーションできるCV入力も備え(0〜5V)、ミラーリングとランダムの無効は、ゲートで制御することも可能。そしてとてもユニークなのがオーディオ出力を備えている点で、この端子からは生成されるビジュアルに合わせてドローン・サウンドが出力されるとのことです。
筐体のデザインも良く、所有欲がそそられる新型ビデオ・シンセサイザー「Rorschach」。気になるのが価格ですが、この類の製品としては比較的安く、組み立て済みのものが153ポンド(約33,400円)、DIYキットが99ポンド(約21,600円)となっています(いずれも2026年2月17日までの10%OFFプリオーダー価格)。こういうガジェットが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

