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IK Multimedia、「MODO BASS 2」を発表…… 待望のフレットレス/アップライト・モデルを収録、無償版も同時にリリース
IK MultimediaがMODO BASSの次期バージョン、「MODO BASS 2」をアナウンス。このバージョンから、無償で利用できる「MODO BASS CS」と、安価な収録ベース・モデル限定版「MODO BASS SE」も提供されることになりました。
ベース音源の定番として、プロ/アマ問わず多くの人に愛用されているIK MultimediaのMODO BASS。あらかじめ収録されたサンプルを再生するのではなく、リアルタイム演算で音を生成するフィジカル・モデリング方式を採用することで、これまでになくリアルで有機的なサウンドを実現しているのが特徴です。サンプルを一切使用しないため、動作が非常に軽快で、ストレージ容量を食わないというのも人気のポイント。Fender Precision BassやJazz Bass、Music Man StingRay、Rickenbacker 4003など、実在の楽器を再現した“ベース・モデル”が多数収録され、パーツを交換したりといったディープなエディットにも対応しています。
本日発表された新バージョン「MODO BASS 2」では、新たに8種類のベース・モデルが追加され、ベース・モデルの総数が22種類に。新しいベース・モデルの目玉は、Fender Jaco Pastorius Jazz Bassをモデリングした『Fretless Jazz』とPino Palladino Music Man Stingrayをモデリングした『Fretless Bass Man』で、遂にフレットレス・ベースも再現できるようになりました。さらにはアップライト・ベースをモデリングした『Studio Upright』と『Rockabilly』、Noah Paraffina Bassをモデリングした『Aluminum』、Fender Marcus Miller Jazz Bassをモデリングした『Fusion J-Bass』、Danelectro Longhorn Bassをモデリングした『Horn Bass』、Fender Mark Hoppus Jazz Bassをモデリングした『Punk Bass』といったベース・モデルも収録されています。
新しいベース・モデルが追加されただけでなく、基本機能も強化されており、中でも注目はフレーズを詳細にブラウズできる『PATTERNS』画面の搭載。『PATTERNS』画面では、音楽ジャンル、演奏スタイル、長さ、拍子などを指定し、実際に試聴しながらブラウズできるため、これまで以上に素早く目的のフレーズを見つけることができます。また、『PLAYSTYLE』画面で選択できるピック奏法/スラップ奏法のアルゴリズムも改善。フィジカル・モデリングならではの奏法の再現力も、大幅に向上しています。
「MODO BASS 2」は、本日から予約が開始され、リリースは2022年4月を予定しているとのこと。beatcloudでの販売価格は以下のとおりで、冒頭でも触れたとおり、本バージョンから無償版の「MODO BASS CS」と、収録ベース・モデル限定版の「MODO BASS SE」も提供されます。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。
- MODO BASS 2:39,590円
- MODO BASS 2(クロスグレード版):26,390円
- MODO BASS 2(アップグレード版):19,790円
- MODO BASS 2 SE:19,790円
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5:52,790円
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5(クロスグレード版):39,590円
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5(アップグレード版):26,390円