
SYNTH & MACHINE
PPGの伝統を受け継いだ新型シンセサイザーが間もなく発表か…… 『SUPERBOOTH』のNative Instrumentsブースで、“何か”がお披露目されるもよう
間もなく開幕する『SUPERBOOTH 2025』で、あのPPGの伝統を受け継いだ“何か”がお披露目されるもよう。ドイツの劇伴作曲家で、Hell Modularを主宰するコーネル・ヘクト(Cornel Hecht)が、自身のSNSでアナウンスしました。

コーネル・ヘクトのSNSに掲載された画像。左側はPPG Waveの生みの親、ウォルフガング・パーム (Image via Cornel Hecht’s Instagram)
今年2月、ポルトガルのオンライン・ストア、Liquid Sky Artistcollectiveが発表したEurorackモジュール、PPG w2.2×4。コーネル・ヘクトとLiquid Sky Artistcollectiveが共同で開発したこのモジュールは、PPG Wave 2.2を元に開発されたウェーブテーブル・オシレーターです。40HPの筐体に、メインとサブ、2基のウェーブテーブル・オシレーターを搭載し、オーバードライブ回路やVCAもビルト・イン。127個限定生産のブラック・パネル・エディションと、標準のブルー・パネル・エディションの2種類のバージョンが用意され、販売価格は699ユーロとなっています。

デュアル・ウェーブテーブル・オシレーター、PPG w2.2×4
そして本日(2025年5月5日)、コーネル・ヘクトは自身のSNSに、PPGのファウンダーであるウォルフガング・パーム(Wolfgang Palm)と一緒に写った画像を掲載。目の前には黒い布に覆われた謎の物体(?)が置かれ、『PPG BACK TO THE ROOTS』という意味深な一文がプリントされています。下には『SUPERBOOTH 2025』のロゴと、Native Instrumentsのブース番号もプリントされており、おそらくは『SUPERBOOTH 2025』のNative Instrumentsブースで、“何か”がお披露目されるのでしょう。PPG w2.2×4を中心としたモジュラー・システム? Native Instrumentsと共同開発した新型PPG Wave? 果たして何がお披露目されるのか、5月8日に開幕する『SUPERBOOTH 2025』を楽しみに待つことにしましょう。
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