SYNTH & MACHINE
コルグ、NTSシリーズ第3弾「NTS-3 kaoss pad kit」を発表…… 自分の手で組み立てる“DIY KAOSS PAD”がデビュー
来週木曜日から4日間にわたって開催される世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕を前に、コルグが新製品、「NTS-3 kaoss pad kit」を発表しました。
プログラマブル・シンセサイザー NTS-1 digital kit、DIYオシロスコープ NTS-2 oscilloscope kitに続く、NTSシリーズ第三弾が登場します。本日アナウンスされた「NTS-3 kaoss pad kit」は、XYパッドを中心に据えたパフォーマンス・エフェクター。その名のとおり、KAOSS PADのコンセプトをDIYキットとして昇華させた製品です。
フィルター、モジュレーション、ディレイ、リバーブなど、合計35種類のエフェクトを搭載し、それらは個別に使用できるだけでなく、最大4種類組み合わせることも可能。ルーパーやグレインシフター、ヴァイナル・ブレイクといったエフェクティブなアルゴリズムも多数搭載し、2ミックスをXYパッドで仕上げることができるマスタリング・エフェクト(!)も7種類用意されています。NTS-1同様、開発用のAPIと純正のSDK(logueSDK)を使用すれば、オリジナルのエフェクトを作成することも可能。オリジナル・エフェクトをロードするための専用ライブラリアンも提供される予定とのことです。
オーディオ入出力はステレオ・ミニ端子で、他のデバイスと同期できるシンク入力/出力端子や、パソコンなどと接続するためのUSB端子(Type-C)も搭載(USBバス・パワー駆動)。DIYキットと言っても組み立ては簡単で、コルグによれば20分程度で完成するとのことです。今回もヒットしそうな“DIY KAOSS PAD”、「NTS-3 kaoss pad kit」。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。