GUITAR & STOMP
ボス、新型ボーカル・プロセッサー「VE-22」を発表…… コンデンサー・マイクにも対応、配信に便利なUSBオーディオIF機能も
来週木曜日から4日間にわたって開催される世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕を前に、ボスが新製品、「VE-22」を発表しました。
2024年2月17日に発売される「VE-22」は、VE-20の後継機となるストンプ型ボーカル・プロセッサー。ロボット・ボイスから美しいハーモニーに至るまで、さまざまなエフェクトを作り出すことができる次世代ボーカル・プロセッサーです。
背面にはXLR端子のマイク入力とステレオ・ライン出力を備え、マイク入力はファンタム電源供給にも対応。コンデンサー・マイクもダイレクトに接続できるようになりました。内部のエフェクトは、ハーモニーを生成する『HARMONY』、声をエフェクティブに加工する『EFFECT』、ディレイやリバーブを付加する『ECHO』の3ブロックに分かれ、前段にはダイナミクスやEQも搭載。『HARMONY』セクションは、楽曲のキーやハーモニーの定位などを設定することが可能で、『EFFECT』セクションではローファイ・ボイスやピッチ・エフェクトなど多彩なアルゴリズムを選択することができます。「VE-22」の大きな特徴と言えるのが、優れたビジュアル・フィードバックで、大型のカラー・ディスプレイとLEDリング付きのノブを3基搭載。3基のノブは、『HARMONY』、『EFFECT』、『ECHO』の各セクションそれぞれに用意され、回すことでパラメーターの調整、クリックで各機能のオン/オフ、ダブル・クリックで詳細設定が行える仕様になっています。
内部32bit浮動小数点処理の高品位なサウンドで、最大37秒のフレーズ・ループ機能や、USBオーディオ・インターフェース機能も備えた「VE-22」。価格はオープン・プライスで、市場想定価格は46,200円(税込)となっています。さらなる詳細は、ボスのWebサイトをご覧ください。