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4msが新作「Meta Module」をお披露目…… PPG Realizerのような“何にでもなってしまう”夢のモジュールが登場?
2023年9月8日(現地時間)、アメリカ・イリノイ州シャンバーグで開幕した北米最大規模のシンセサイザーの祭典、『Knobcon』。今年で11回目の開催となる『Knobcon』は、老舗モジュラー・メーカーのSuit & Tie Guy(STG)が主催するシンセ・イベントで、アメリカのマニアックなガレージ・メーカーが多数顔を揃えるのが大きな特徴です。
今年も多数の新製品がお披露目されている『Knobcon』ですが、4msは「Meta Module」と名付けられた新作モジュールを展示しているもよう。公式にはまだアナウンスされていない「Meta Module」は、パネル・サイズ 26HPとおぼしきデジタル・モジュールで、大型のカラー・ディスプレイにはBefaco EvenVCOや4ms EnvVCAといった実在するモジュールのUIが表示されています。左上にはUSB端子も備わっており、おそらくはソフトウェアで何にでもなってしまうモジュールなのではないでしょうか。パネル下部には、6系統(3ペア)のオーディオ/CV入力、2系統のゲート入力、8系統(4ペア)のオーディオ/CV入力を備え、コントロール系は、合計12基のノブとエンコーダー、スイッチが備わっています。
PPG RealizerやArturia Originを彷彿とさせる4msの新作モジュール、「Meta Module」。続報が楽しみな新製品です。