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“コード演奏”にフォーカスした新感覚MIDIコントローラー、AKUTO STUDIO「CHORD MACHINE AKT-0.1」が間もなく登場
誰でも簡単にコードを演奏できるMIDIコントローラー、「CHORD MACHINE AKT-0.1」の予約販売が間もなくスタートします。
機能的にもデザイン的にも、大変魅力的なMIDIコントローラーの登場です。スイス・ローザンヌのスタートアップ、AKUTO STUDIOが開発中の「CHORD MACHINE AKT-0.1」は、楽器を演奏できない人でも簡単にコードを演奏/入力できるMIDIコントローラー。このところSquarp Instruments HapaxやKnobula Chord Pilotなど、伝統的な楽器演奏/音楽理論にとらわれずにコードを演奏するためのデバイスが続々と発売になっていますが、またひとつ新しいコンセプトを持った“コード・マシン”が登場します。
「CHORD MACHINE AKT-0.1」は、薄型&横長のデザインで、中央部に合計28個(7個×4列)のLED内蔵キーボード、左側(右側)に静電容量方式の4インチ・タッチ・スクリーン、右側(左側)にエンドレス仕様のロータリー・エンコーダーおよび2つのソフト・キーを搭載。キーボードでノート/コードをプレイし、エンコーダーでトランスポーズ、タッチ・スクリーンでMIDIエフェクトなどをコントロールするというのが基本的な操作方法のようです。キーボードの配列は、『TONNETZ』、『ACCORDION』、『PIANO』の3種類の中から選択でき、タッチ・スクリーンの機能も、『DIRECT』、『BIMANUAL』、『STRUM』の3つのモードを切り替えることが可能。タッチ・スクリーンでコントロールできるMIDIエフェクトは、最大4種類のアルゴリズムを併用することが可能になっています。コンピューター/外部デバイスとの接続インターフェースはUSB Type-Cが採用され、電源もこのUSB端子から供給される仕様。もちろん、MIDIやCVコンバーターを併用すれば、DAW Less/マシン・オンリーのシステムでも使用することができます。
「CHORD MACHINE AKT-0.1」の主な特徴は、以下のとおりです。
- コードの新しい演奏方法を提示する新感覚MIDIコントローラー
- 合計28個(7個×4列)のLED内蔵キーボード
- 3種類のキーボード・モード:TONNETZ/ACCORDION/PIANO
- キーボードは水平/垂直方向にオフセット可能
- 静電容量方式の4インチ・タッチ・スクリーン。480×480ピクセルのTFTパネルを採用
- 3種類のタッチ・スクリーン・モード:DIRECT/BIMANUAL/STRUM
- 最大4種類のMIDIエフェクトを併用可能
- ピッチ/オクターブ・シフトが行えるエンドレス・エンコーダー
- 2つのソフト・キー
- カスタマイズ可能なMIDI CCプリセット。MIDI CCの最大値/最小値も設定可能
- 右利き/左利き両対応(180度回転させて使用することが可能)
- チュートリアルをWebアプリケーションで提供
- USB Type-C端子。電源もUSB端子から供給
- アルミニウム 6082製筐体。各操作子はABSサーモプラスチック製
- 横幅370×奥行170×厚み15mm/450グラム
teenage engineering製品を彷彿とさせるデザイン性の高い筐体も魅力的な「CHORD MACHINE AKT-0.1」。今月後半(2023年4月後半)にローンチされるようで、販売価格については明らかになっていませんが、メール・ニュースの登録者には80ドルのディスカウントが提供されるとのことです。さらなる詳細は、AKUTO STUDIOのWebサイトをご覧ください。