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コルグ、DIYオシロスコープ「NTS-2 oscilloscope kit」を発表…… コルグ/ARPをフォーカスした新刊「PATCH & TWEAK with KORG」とバンドルで発売
今週木曜日から3日間にわたって開催される、世界最大のシンセサイザーの祭典『SUPERBOOTH 22』(2022年5月12〜14日/於:ドイツ・ベルリン)。その開幕を前に、コルグが新製品「NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG」を発表しました。
「NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG」は、シンセサイザー専門書の新刊「PATCH & TWEAK with KORG」と、Nu:Tektブランドの新製品「NTS-2 oscilloscope kit」のバンドル・パッケージ。今夏刊行予定の「PATCH & TWEAK with KORG」(BJOOKS刊)は、シンセサイザー専門書“PATCH & TWEAK”シリーズの第3弾で、第1弾のモジュラーシンセ、第2弾のMoogに続き、コルグ/ARP製品がフィーチャーされた新刊です。その内容は盛りだくさんで、アナログ・シンセの基礎からコルグ製品使いこなしのテクニック、開発者インタビュー、歴代コルグ製品ギャラリーなど、読み応え抜群。また、ジャン・ミッシェル・ジャールやピート・タウンゼント、リチャード・ディヴァインといったトップ・アーティストのインタビューも多数掲載されています(注:すべて英文です)。
「PATCH & TWEAK with KORG」とバンドルで発売される「NTS-2 oscilloscope kit」は、コルグのDIYブランド=Nu:Tektの第2弾となる製品。その名のとおり、オーディオ/CV信号を視覚的に確認できる4ch仕様のオシロスコープで、ウェーブ・ジェネレーター/スペクトル・アナライザー/チューナーといった機能も搭載しています。組み立てが必要なDIYキットですが、ハンダ付けなど難しい作業は不要で、コルグによれば20分もあれば完成するとのこと。モジュラーシンセ・ユーザーにとっては、単に波形を見るためのツールとしてだけでなく、LFO/モジュレーターとしても重宝しそうです。
シンセサイザー専門書とオシロスコープ・キットがバンドルされたユニークなパッケージ、「NTS-2 oscilloscope kit + PATCH & TWEAK with KORG」。発売は2022年夏を予定しているとのこと。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。