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シンセサイザー/音づくりの基礎を学べるWebアプリ、Ableton『Learning Synths』がアップデート…… 音色のエクスポートや録音も可能に
Abletonの『Learning Synths(ラーニング・シンセ)』は、オンラインでシンセサイザー/音づくりの基礎を学ぶことができる無償のWebアプリです。グラフィックを多用したわかりやすいユーザー・インターフェースで、実際に音を出しながら学習することが可能。もちろん、日本語もサポートしています。
2019年の公開以来、世界中のシンセ・ビギナーから支持されている『Learning Synths』ですが、Abletonは本日(2022年4月26日)、その機能を大幅にアップデート。なんと『Learning Synths』で作成した音色をAbleton Live上で利用することが可能になり、さらには最長60秒の録音機能も搭載されました。
アップデートされた『Learning Synths』の主な新機能は以下のとおりで、パラメーターを自由にアサインできるXYパッドも、タブレットやタッチ・スクリーンを使っている人にとっては嬉しい新機能です。
- 音色のエクスポート機能:『Learning Synths』で作成した音色を、Max for Liveデバイスを含むLiveセットとしてエクスポート可能に
- 録音機能:『Learning Synths』の出力を最長60秒、録音することが可能に
- 設定可能なXYパッド:約30種類のパラメーターを自由にアサインできるXYパッドを搭載
- 『自由に音作りをしてみよう』ページ:レッスンで扱う音色をさらに作り込むことができる新しいページ、『自由に音作りをしてみよう』が追加
- ダーク・モード対応:環境設定に合わせて、ダーク・モードでも使用可能に
- 対応言語の増加:トルコ語、フィンランド語、ポルトガル語に新たに対応
『Learning Synths』は、インターネットに接続できる環境とWebブラウザさえあれば、無償で利用することが可能。さらなる詳細は、AbletonのWebサイトをご覧ください。