
GUITAR & STOMP
ボス、新製品「RE-202」と「RE-2」を発表…… テープ・エコーの名機 Space Echo RE-201を再現したストンプが遂にデビュー
ボスが新製品、「RE-202」と「RE-2」を発表。テープ・エコーの名機、Space Echo RE-201のサウンドと機能を再現したストンプが間もなく発売になります。

ボス「RE-202」(左)と「RE-2」(右)
今から約半世紀前、1974年に発売されたローランドのSapce Echo RE-201は、入力音を磁気テープに記録することで、“やまびこ効果”=エコーを生み出すエフェクターです。テープ・エコーは当時、決して珍しい機器ではありませんでしたが、Sapce Echo RE-201は3つの再生ヘッドを等間隔で搭載することにより、リズミカルで独特なエフェクトを生成。その音楽的なサウンドは世界中のミュージシャン/エンジニアに評価され、現在も多くの人たちに愛用されています。

テープ・エコーの名機、ローランド Space Echo RE-201

等間隔に搭載された3つの再生ヘッドによって、リズミカルなエフェクトを生成
本日発表された「RE-202」と「RE-2」は、そんなSapce Echo RE-201のサウンドと機能を忠実に再現したデジタル・ストンプです。開発にあたっては、コンディションの良いSpace Echo RE-201を複数台用意して徹底的に解析/モデリングしたとのことで、ツマミを回した際の音色変化もリアルに再現。その上で、リピート・レート(エコーの間隔)は実機の2倍に拡張され、音の揺らぎを調整できる『WOW&FLUTTER』といった新機能も追加されています。

コンパクト・モデルの「RE-2」
ボス製コンパクト・エフェクターと同じフォームファクターのモデルが「RE-2」で、より機能が盛り込まれた上位モデルが「RE-202」。サウンドと基本機能は同一ですが、「RE-202」にはよりアグレッシブな効果が得られる『WARP』、実機にはない4つめの再生ヘッドの仮想シミュレーション機能、テープのコンディションを選択できる『NEW/AGED』、サウンドの飽和感が得られる『SATURATION』、実機にはない5種類のリバーブといった機能が追加されています(Space Echo RE-201を彷彿とさせるデザインも「RE-202」の魅力です)。

より多くの機能が搭載された「RE-202」
「RE-202」と「RE-2」は、2022年4月23日に販売が開始され、価格はオープン・プライス。市場想定価格は、「RE-202」が44,000円、「RE-2」が27,500円となっています。「RE-202」について詳しくはこちらのページ、「RE-2」について詳しくはこちらのページをご覧ください。