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EMS VCS3やSynthi AKSを開発したシンセサイザー・パイオニア、ピーター・ジンオービエフ氏が逝去
イギリスの技術者/作曲家であるピーター・ジンオービエフ(Peter Zinovieff)氏が、今週水曜日(2021年6月23日)に逝去。EMS(Electronic Music Studios)の共同創業者の一人であるジンオービエフ氏は、VCS3やSynthi A/AKS、Synthi 100といった名機の開発を手がけたことでも知られています。また、1960年代にはデリア・ダービーシャー(Delia Derbyshire)らとともに、電子音楽の作曲家としても活動。作曲家のジェームス・ガードナー(James Gardner)氏のツイートによれば、ジンオービエフ氏は今月自宅で転倒し、10日間入院していたとのこと。1933年1月26日生まれ、享年88歳。EDP WASPやOSC OSCarの開発者であるクリス・ハゲット(Chris Huggett)が昨年10月に亡くなったのに続き、また一人シンセサイザーのパイオニアが天に召されました。ご冥福をお祈りいたします。