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SYNTH & MACHINE

手のひらサイズのBuchla? かわいいデザインの小型モジュラーシンセ、Modern Sounds「Pluto」がデビュー

かなり期待できそうな新製品が発表になりました。アメリカのModern Soundsという新興メーカーが開発中の「Pluto(プルート)」は、超小型のモジュラー・シンセサイザー。ポップでかわいいデザインの「Pluto」ですが、その機能はBuchlaにも通じる本格的なもので、モジュラー・シンセサイザーの楽しさが凝縮された製品に仕上げられています。

Modern Sounds - Pluto

Modern Sounds「Pluto」

シンセサイザーというと、“音色を自由に作るための電子楽器”と捉えている人も多いと思いますが、今回発表された「Pluto」は、音作りよりもパターン生成/パフォーマンスに重きを置いたシンセサイザーと言えます。フィルターやエンベロープ・ジェネレーター、LFOといった一般的なシンセサイザーの機能は備えておらず、音色を直接コントロールできるパラメーターはティンバー・ノブのみ。「Pluto」の肝となるのは、5つの出力を持つユニークなクロック・モジュレーターで、これを2基の4ステップ・ピッチ・シーケンサーと組み合わせることによって、予想できないパターンを生み出せる設計になっています。

Modern Sounds - Pluto

9×4のマトリクスにノブとパッチ端子が配された分かりやすいデザイン

操作パネルは9×4のマトリクス・デザインが採用され、一番上の列にクロック・ジェネレーター/クロック・モジュレーター(オレンジ色のノブ)、左半分にシーケンサー1/オシレーター1(ピンク色のノブ)、右下にシーケンサー2/オシレーター2(青色のノブ)、右端にディレイ(緑色のノブ)、右下にクォンタイザー(黒色のノブ)、左下にタッチ・キーボードが配されています。音源となるのは2基のデジタル・オシレーターで、音色は3ポジションのスイッチとティンバー・ノブで選択/調整することが可能(ティンバー・ノブにはパッチ端子も装備)。デジタル・オシレーターにはそれぞれ4ステップのピッチ・シーケンサーが紐づいており、一番上のクロック・ジェネレーターで走らせてパターンを生成するというのが基本になります。ユニークなのがクロック・モジュレーターで、マスター・クロックをディバイド/スキップさせることにより、5種類のパルスを生成。このパルスは、一番上のCHARON/STYX/NIX/KERBEROS/HYDRAという5つのパッチ端子から出力され、これがパターンや音色を変化させる重要なモジュレーション・ソースになります(5種類のパルスの名前は、「Pluto」=冥王星の5つの衛星から付けられたとのこと)。

Pluto」の主な機能は以下のとおりです。

Buchla Music Easelから1980年代のカシオ製シンセサイザーに至るまで、過去に発売された小型電子楽器のレガシーを継承してデザインされたという「Pluto」。発売は“Coming Soon”とのことで、Modern SoundsのWebサイトではメール・ニュースの登録を受け付けています。気になる方は、ぜひチェックしてみてください

Modern Sounds - Pluto

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