
SYNTH & MACHINE
Novation、Aphex Twinが“リミックス”した新型シンセサイザー、「AFX Station」を発表
Novationが新製品、「AFX Station(エイフェックス・ステーション)」を発表。名機 Bass Station IIが、あのAphex Twinの手によって“リミックス”され、モダン・クラシックなモノ・シンセとして生まれ変わりました。

Novation「AFX Station」

リア・パネル。おなじみAphex Twinのロゴ・マークと、挿し色の紫が印象的
7月からDesign Museum(イギリス・ロンドン)で開催されている展覧会、『Electronic: From Kraftwerk to The Chemical Brothers』における“謎ボックス”の展示を皮切りに、ネットとリアルの双方で大胆なテイーザーが展開されてきたAphex TwinとNovationのコラボレーション。本日、その正体が遂に明らかになりました。Novationが発表した「AFX Station」は、『AFX Mode』がプリ・インストールされた限定版Bass Station II。昨年4月に公開された『AFX Mode』は、Aphex Twinと共同で開発されたBass Station II用の公式ファームウェアで、長さ固定のエンベロープ、拡張版サブオシレーター・コントロール、オシレーター・グライド・ダイヴァージ、エンベロープ・リトリガー・カウントなどなど、高度な機能が多数追加されているのが大きな特徴です。「AFX Station」は、この『AFX Mode』がすぐに使用できる状態になっているだけでなく、筐体デザインも差し色に紫を配したものに刷新。128種類の新作ファクトリー・パッチ/7種類の新作オーバーレイ・バンクも収録されるほか、Aphex Twinのビジュアル・コラボレーターとして知られるWeirdcoreがデザインした箱に納められて出荷されます。
シーケンシング/アルペジオ・パターンに最適で、強力なアナログ・ドラム音源/柔軟なサウンド・デザイン・ツールでもあるという「AFX Station」。台数限定の“コレクターズ・シンセ”として販売され、欧米での税別価格は439.99ドル/378.14ユーロ/333.33ポンドとなっています。さらなる詳細は、NovationのWebサイトをご覧ください。
