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ローランド、新型リズム・マシン「TR-6S」を発表…… TR-8Sと同等の音源を搭載しながら、コンパクト・サイズと低価格を実現
ローランドが新製品、「TR-6S」を発表。AIRAシリーズのニュー・カマーとなる「TR-6S」は、TR-8Sと同等の音源を搭載しながら、コンパクト・サイズと低価格を実現した新型リズム・マシンです。

ローランド「TR-6S」

「TR-6S」の背面。2系統のオーディオ出力とMIDI入出力、SDカード・スロット、USB端子を装備
AIRAシリーズの久々の新製品が間もなく発売になります。ローランドが本日発表した「TR-6S」は、横幅224×奥行き132×高さ61mm/重量705gというコンパクト・サイズ(MC-101と同じサイズ)ながら、上位モデルのTR-8Sと同等の音源を搭載した新型リズム・マシン。USB/MIDIオーディオ・インターフェース機能も内蔵し、デスクトップで場所を取らないコンパクトさで、DAWとの組み合わせにも最適な1台です。

USBオーディオ/MIDIインターフェース機能を搭載。DAWとシームレスに連携できる
音源は、おなじみの『ACB(Analog Circuit Behavior)』に加え、サンプル音源とFM音源を搭載。アナログ・モデリング音源の『ACB』では、TR-909/TR-808/TR-707/TR-727/TR-606といった名機のサウンドを鳴らすことができ、サンプル音源ではファクトリー波形だけでなく、SDカードからインポートしたWAV/AIFFファイルを再生することも可能(最高96kHz/32bit floatのファイルに対応)。TR-8Sで新たに導入されたFM音源は、『ACB』とサンプルをデジタル・チックな音色で補うのに最適で、即戦力となるファクトリー・プリセットが66種類収録されています。伝統のTRスタイルのシーケンサーは6トラック仕様で、『サブ・ステップ』『フラム』『ステップ・ループ』『モーション・レック』といった多彩なプログラミング/パフォーマンス機能を搭載。EQ、コンプレッサー、ディレイ、リバーブといったエフェクト機能も備えています。
「TR-6S」の主な特徴は、以下のとおりです。
- AIRAシリーズの新型リズム・マシン
- MC-101と同じコンパクト・サイズながら、上位モデルのTR-8Sと同等の音源を搭載
- 『ACB(Analog Circuit Behavior)』、サンプル、FMという3タイプの音源。これらを自由に組み合わせ、128種類のドラム・キットを作ることが可能
- TR-909/TR-808/TR-707/TR-727/TR-606といった名機のサウンドを忠実に再現した『ACB(Analog Circuit Behavior)』
- 300種類以上のファクトリー波形を収録したサンプル音源
- サンプル音源には、SDカード経由でユーザー波形(WAV/AIFF)をインポートすることも可能。ユーザー波形は、最高96kHz/32bit floatに対応
- TR-8Sで新たに導入されたFM音源も搭載。即戦力となるファクトリー・プリセットを66種類収録
- 伝統のTRスタイルの6トラック・シーケンサー。最大128種類のパターンを保存することが可能
- 『サブ・ステップ』『フラム』『ステップ・ループ』『モーション・レック』といった多彩なプログラミング/パフォーマンス機能
- EQ、コンプレッサー、ディレイ、リバーブといったエフェクト機能
- DAWなどとシームレスに連携できるUSBオーディオ/MIDIインターフェース機能
- USBバス・パワー駆動に対応、単三電池4本でも動作(ニッケル水素電池使用時、約5.5時間の連続使用が可能)
- 2系統のアナログ出力(標準フォーン)、ヘッドフォン出力(ステレオ・ミニ)、MIDI入力、MIDI出力、USB(Type B)を装備
- 横幅224×奥行き132×高さ61mm/重量705g
「TR-6S」は、2020年10月24日に販売開始予定で、価格は39,000円(税別)となっています。さらなる詳細は、ローランドのWebサイトをご覧ください。
