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Native Instruments、「KOMPLETE 13」を発表…… AIモデリングの「GUITAR RIG PRO 6」、世界で最も貴重な弦楽器を音源化した「CREMONA QUARTET」を追加
Native Instrumentsが、KOMPLETEの新バージョン「KOMPLETE 13」を発表しました。

10月1日に発売される「KOMPLETE 13」
あらゆる種類の音源とエフェクトが網羅された世界標準のプロダクション・スウィート、Native Instruments KOMPLETE。本日発表された新バージョン「KOMPLETE 13」では、SUPER 8やNOIREなど、過去2年間にリリースされた多くの製品が追加収録され、これまで以上にオールマイティーなパッケージとして進化を遂げました。もちろん、初登場の製品もいくつか収録されており、中でも今回の目玉と言えるのが、新世代のギター・サウンド・プロセッサー「GUITAR RIG PRO 6」です。

今回の目玉と言える新世代ギター・サウンド・プロセッサー、「GUITAR RIG PRO 6」
新しい「GUITAR RIG PRO 6」では、ユーザー・インターフェースが使いやすく刷新されただけでなく、Native Instruments独自の機械学習モデリング技術『インテリジェント・サーキット・モデリング(ICM)』を採用。ギター・サウンド・プロセッサーの肝であるハードウェア・シミュレーションが、さらに生々しくリアルになりました。Native Instrumentsによれば、『インテリジェント・サーキット・モデリング』の採用によって、新しいハードウェア・モデルの追加も容易になり、今後ユーザーからのリクエストも積極的に受け入れる予定とのこと。「GUITAR RIG PRO 6」には、『インテリジェント・サーキット・モデリング』によって開発された3種類のブティーク・アンプ/ヴィンテージ・アンプ・モデルが収録されており、さらにはSoftubeと共同開発された14種類のエフェクトも搭載されています。

新開発のソロ・ストリングス音源「CREMONA QUARTET」
もう1つ、「KOMPLETE 13」で初登場となるのが、新開発のソロ・ストリングス音源「CREMONA QUARTET(クレモナ・カルテット)」。弦楽器発祥の地と言われるイタリア・クレモナの名を冠した「CREMONA QUARTET」は、ストラディバリをはじめとする世界で最も貴重な4本の個体(2種類のヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ)のサウンドを収録したソロ・ストリングス音源。名うての演奏家によってプレイされた貴重な楽器のサウンドが、これ以上なく丁寧に収録されています。実演奏のヴィブラートや20種類のアーティキュレーションも収録され、もちろん各種パラメーターによって音色を調整することも可能。まさしく至高のソロ・ストリングス音源と言っていいでしょう。
「KOMPLETE 13」は、2020年10月1日に販売が開始されるとのこと。さらなる詳細は、Native InstrumentsのWebサイトをご覧ください。