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MIDIデータを瞬時に記録/ループ再生できるループ・マシン、Bastl Instruments「Midilooper」
Bastl Instrumentsが、4月の『SUPERBOOTH 20 Home Edition』で発表した新製品、「Midilooper(ミディルーパー)」の出荷を開始しました。

Bastl Instruments「Midilooper」
「Midilooper」は、名前のとおり受信したMIDIデータを記録し、ループ再生するスタンドアローン・デバイス。まさしくオーディオ・ルーパーのMIDIバージョンであり、ノートのオン/オフ、ノート・ナンバー、ベロシティ、ピッチ・ベンド、コントロール・チェンジといったデータを記録/ループ再生することができます。MIDIデータのオーバーダブもサポートし、記録後のトランスポーズ、ベロシティ・ロック/ベロシティ・シフト、クォンタイズ、シャッフル、ヒューマナイズ(ベロシティのランダマイズ)にも対応。3ボイス(3チャンネル)仕様なので、複数のMIDI機器を1台でループ再生することができます(ボイスごとにデータの記録、オーバーダブ、消去、ミュートが可能)。もちろんクロックを内蔵していますが、外部MIDIクロック/シンク信号に同期させることも可能。トランスポーズやベロシティなどをモジュラーシンセからコントロールできるCV入力も備えています。

背面にMIDI入力(×1)、MIDI出力(×2)、クロック入力、リセット入力を装備
「Midilooper」の主な特徴は、以下のとおりです。
- MIDIデータを記録/ループ再生できるMIDIルーパー
- ノートのオン/オフ、ノート・ナンバー、ベロシティ、ピッチ・ベンド、コントロール・チェンジといったデータを記録/ループ再生
- 複数のMIDI機器をコントロールできる3ボイス仕様。それぞれに異なるMIDIチャンネルを設定可能
- オーバーダブにも対応
- トランスポーズ、ベロシティ・ロック/ベロシティ・シフト、クォンタイズ、シャッフル、ヒューマナイズ(ベロシティのランダマイズ)機能
- ループの長さは自由に設定、再生スピードを変化させることも可能
- タップ・テンポ対応の内蔵クロック。外部MIDIクロック/シンク信号への同期にも対応
- MIDI入力(×1)/MIDI出力(×2)/クロック入力(アナログ・クロックだけでなく、TRS MIDIクロックにも対応)/リセット入力/メトロノーム出力
- クロック入力にはディバイダー/マルチプライヤーを装備
- トランスポーズ/ベロシティ/リトリガーをコントロールできるCV入力
- USB電源
- 横幅125mm×奥行き80mm×高さ35mm
「Midilooper」の販売はすでに開始されており、Noise Kitchenでの税込販売価格は、238.84ユーロ。さらなる詳細は、Bastl InstrumentsのWebサイトをご覧ください。