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Spitfire Audio、“クジラの音”をグラニュラー合成したサンプル音源、「Granular Whalesong」の無償配布を開始
Spitfire Audioが、“LABS”シリーズの最新ライブラリー、「Granular Whalesong(グラニュラー・ホエールソング)」をリリースしました。

Spitfire Audioが一昨年から提供している“LABS”シリーズは、同社製品のエッセンスが凝縮された無償のサンプル音源。エディットできるパラメーターは最小限に抑えられていますが、Spitfire Audioの高品位なライブラリーが無償で利用できるとあって、非常に人気のあるフリー音源になっています。

今回リリースされた新作「Granular Whalesong」は、クジラが発する音=“ホエールソング”を録音し、グラニュラー・シンセシスで加工したというユニークな音源。もともとは、イギリスのロイヤル・ナショナル・シアター(Royal National Theatre)と作曲家のジェレク・ビショフ(Jherek Bischoff)からの依頼を受けて制作された音源であり、同劇場で上演された舞台『The Ocean at the End of the Lane』で劇中曲の基盤をなす音色として使用されたものとのこと。他の“LABS”シリーズの音源同様、エディットできるパラメーターは限られていますが、映画やドラマの劇伴の即戦力となりそうなサウンドが計12音色収録されています。
クジラの音をグラニュラー・シンセシスで加工したユニークなサンプル音源、「Granular Whalesong」。Spitfire AudioのWebサイトから無償でダウンロードすることができます。