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Analogue、“究極のファミコン互換機”「Nt mini Noir」を発表…… 1度きりの生産、完全限定販売
Analogueが、中古市場で高騰していた“究極のファミコン互換機”、Nt miniの再販を発表。ネット上で大きな話題になっています。
昨年、Nanoloopを標準搭載したポータブル・ゲーム機 Pocketを発表し、音楽クリエイターにも名前が知られるようになったAnalogue。同社が本日発表した「Nt mini Noir(エヌティー・ミニ・ノワール)」は、FPGAベースのファミコン互換機 Nt miniをアップデートした特別限定モデル。Analogueによれば、「Nt mini Noir」の生産は1度しか行われず、数量限定で販売されるとのこと。また「Nt mini Noir」の販売をもって、Nt miniは生産完了になるとのことです。
「Nt mini Noir」の機能はオリジナルNt miniと基本的には同一で、ファミコン/NES(海外版ファミコン)/ディスクシステムの各ソフトに対応(ディスクシステムはドライブ本体が必要)。リージョン・フリー設計で、USB接続のパワー・サプライは50〜60Hz/100〜240Vをサポートしています。「Nt mini Noir」の大きな特徴と言えるのが、入出力が非常に充実している点で、HDMI(1080p/720p/480p)をはじめ、RGB、コンポーネント、S-VIDEO、コンポジットの各映像出力に対応(NTSC/PAL両対応)。音声出力のDAコンバーターは16bit/48kHz仕様で、4基のNES用コントローラー端子(4人プレイに対応)、ファミコン15ピン拡張コネクタ、マイク入力端子、USB端子なども備えています。今回販売される最終モデル「Nt mini Noir」は、筐体が高級感のあるガン・メタル仕上げとなり、端子類は金メッキのものに換装、付属のワイヤレス・コントローラーも2.4GHz接続の“8BitDo N30 2.4g”というモデルにアップデートされました。
まさに究極、“一生モノ”のファミコン互換機と言える「Nt mini Noir」。販売価格は499ドルとかなり高価ですが、十分価格に見合う製品に仕上がっているという印象です。さらなる詳細は、AnalogueのWebサイトをご覧ください。