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NAMM 2020: Moog、25鍵のキュートなアナログ・シンセ、「Subsequent 25」を発表…… 最小の鍵盤付きMoog
間もなく(日本時間:17日(金)深夜3:00)始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕を前に、Moog Musicが新製品「Subsequent 25」を発表しました。
2オクターブ鍵盤のキュートな外観が印象的な「Subsequent 25」は、名前のとおり、Subsequent 37のバリエーション・モデル。2音パラフォニック仕様で、3基のオシレーターを同じノートで発音させる『Mono Mode』と、オシレーターを1基と2基に切り分け、異なるノートで発音させる『Duo Mode』を選択できるようになっています。Moog Musicによれば、かわいい外観とは対照的なアグレッシブなサウンドが持ち味のようで、伝統のラダー・フィルターに加えて、OTAディストーションとFETドライブを組み合わせたマルチドライブ回路を搭載。従来よりもヘッドルームが拡張されたミキサーと合わせて、幅の広い音色を作り出せるようになっています。完全なアナログ・シンセサイザーである「Subsequent 25」ですが、すべてのパラメーターはMIDIコントロールでき、エディター/ライブラリアン・ソフトウェアを使用することによって、音色を無限に保存/呼び出すことが可能。エディター/ライブラリアン・ソフトウェアでは、表に出ていないパラメーターを操作することもできます。
「Subsequent 25」の主な特徴は、以下のとおりです。
- Moog Musicの現行ラインナップの中で、最もコンパクトな鍵盤内蔵型シンセサイザー
- 『Mono Mode』と『Duo Mode』、2種類の発音モードを選択できる2音パラフォニック仕様
- 25鍵仕様のセミウェイテッド/ベロシティ対応キーボード
- 2基のオシレーター/1基のサブ・オシレーター/1基のノイズ・ジェネレーター
- Moog伝統のラダー・フィルター
- 従来よりもヘッドルームが拡張されたミキサー
- OTAディストーションとFETドライブを組み合わせたマルチドライブ回路
- 1基のLFO/2基のADSRエンベロープ(フィルター/アンプ)
- フル・プログラマブル仕様。4バンク/4パッチ・ボタンを装備
- 完全なMIDIコントロールに対応
- エディター/ライブラリアン・ソフトウェアを使用することで、表に出ていないパラメーターを操作でき、音色を無限に保存/呼び出すことが可能
- オーディオ出力/外部オーディオ入力/3系統のCV入力(ピッチ/フィルター/ボリューム)/Gate入力/MIDI入力/MIDI出力/USB端子
「Subsequent 25」の出荷は既に開始されており、北米での販売価格は849ドル。さらなる詳細は、Moog MusicのWebサイトをご覧ください。