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NAMM 2020: Apogee、デスクトップ・スタイルの高音質オーディオIF、「Symphony Desktop」を発表
いよいよ現地時間今週木曜日(日本時間:17日(金)深夜3:00)に始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕を前に、Apogee Electronicsが新製品「Symphony Desktop」を発表しました。
「Symphony Desktop」は、Apogee ElectronicsのフラッグシップIF、Symphony I/O Mk IIの高音質をデスクトップ筐体で実現した新型オーディオ・インターフェース。デバイスとの接続インターフェースはUSBで、Mac(macOS 10.12以降)/iPad Pro(iPadOS 13以降)/Windows(Windows 10 Anniversary update以降)に対応。オーディオ・インターフェースとしてのキャパシティは10ch入力/14ch出力で、最大75dBゲイン/ステップ・ゲイン/可変インピーダンスのマイク・プリアンプを2基搭載しています。操作子はエンコーダーのみとシンプルですが、左側に備わった大型のタッチ・スクリーンによって、指先で様々な操作を行うことが可能。大きなフィーチャーと言えるのが、内蔵DSPによるプロセッシングで、ヴィンテージ・マイク・プリアンプをイミュレーションする『Apogee Alloy』や、定評ある『Apogee FX Plugins』、そしてボブ・クリアマンテンが監修したチャンネル・ストリップ『Symphony ECS Channel Strip』などを使用することができます。
「Symphony Desktop」の主な特徴は、以下のとおりです。
- フラッグシップIF:Symphony I/O Mk II直系の高品位なデスクトップ型オーディオ・インターフェース
- デバイスとはUSBで接続、Mac(macoS 10.12以降)/iPad Pro(iPadOS 13以降)/Windows(Windows 10 Anniversary update以降)に対応
- 24bit/192kHz対応、10ch入力/14ch出力
- 最大75dBゲイン/ステップ・ゲイン/可変インピーダンスの高品位なマイク・プリアンプを2基搭載
- 内蔵DSPによるデバイスに負担をかけないプロセッシング
- アナログ回路と内蔵DSPでヴィンテージ・マイク・プリアンプをイミュレーションする『Apogee Alloy』に対応。『British Solid State』と『50s American Tube』が付属
- 内蔵DSPによってプロセッシングを行う『Apogee FX Plugins』に対応
- ボブ・クリアマウンテン監修のチャンネル・ストリップ『Symphony ECS Channel Strip』が付属(DSP処理とネイティブ処理の両方に対応)
- 『Symphony Reverb』プラグインが付属(ネイティブ処理)
- 直感的に操作できる大型タッチ・スクリーンを内蔵
- 2系統のアナログ入力(XLR/フォーン両対応のコンボ端子)、Hi-Z入力(フォーン)、2系統のアナログ出力(フォーン)、2系統のヘッドフォン出力(ミニとフォーン)、オプティカル・デジタル入出力(ADATおよびS/PDIFに対応)、2基のUSB端子(Type-Cおよびホスト用のType-A)。USB端子は、MIDI over USB対応
「Symphony Desktop」は、2020年第一四半期に発売され、北米での価格は1,299ドル。『Pultec EQP-1A』『Pultec MEQ-5』『ModEQ 6』『ModComp』『Opto-3A』といった499ドル相当の『Apogee FX Plugins』が付属する「Symphony Desktop FX Complete」というパッケージも用意され、こちらの北米での価格は1,399ドルとなっています。さらなる詳細は、Apogee ElectronicsのWebサイトをご覧ください。