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NAMM 2020: コルグ、シンセ史を代表する名機を復刻した「ARP 2600 FS」を発表…… 1回のみの生産/完全限定発売

今月16日に始まる世界最大の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕を前に、コルグが今回の『The NAMM Show』の目玉の一つと言える新製品、「ARP 2600 FS」を発表しました。

KORG - ARP 2600 FS

シンセサイザー史を代表する不朽の名機 ARP 2600が、発売から約50年の時を経て、遂に蘇ります。コルグが間もなく出荷を開始する「ARP 2600 FS」は、ARP 2600を完全復刻したセミ・モジュラー・シンセサイザー。復刻にあたっては、ARP 2600の開発者であるARP Instrumentsの共同創業者、ディヴィッド・フレンド(David Friend)氏が全面監修。ARP 2600をサウンド/内部回路/デザイン、すべてにおいて完璧に再現しています。

KORG - ARP 2600 FS

ARP 2600の開発者、ディヴィッド・フレンド(David Friend)氏

1971年に最初のモデルが発売されたARP 2600は、スーツ・ケース型の筐体に音作りに欠かせない機能を網羅したセミ・モジュラー形式のモノフォニック(デュオフォニック時は2ボイス)・シンセサイザー。3基のオシレーター、24dB/octのフィルター、ノイズ・ジェネレーター、 ミキサー、ADSR/ARエンベロープ・ジェネレーター、VCAといった減算合成シンセサイザーの基本要素に加え、リング・モジュレーター、サンプル&ホールド、ボルテージ・プロセッサー、エンベロープ・フォロワー、さらにはスプリング・リバーブ、ステレオ・スピーカーといった機能まで搭載した、一体型の“サウンド・デザイン・スタジオ”とも言える電子楽器です。基本パッチは内部でノーマル接続されていますが、フロント・パネルには多数のパッチ端子が備わっており、パッチ・ケーブルを使って自由に接続することで、無限とも言える音作りが可能。ARP 2600は、フロント・パネルのレイアウト/シグナル・フローが非常に分かりやすいのも特徴の一つで、1970年代には音作りを学ぶための教材として、教育機関でも活躍しました。パッチ端子は、流行のEurorackと同じ3.5mmなので、モジュラー・シンセサイザーと組み合わせることも可能になっています。

KORG - ARP 2600 FS

今回発表された「ARP 2600 FS」では、そんなARP 2600を忠実に再現。その上で、いくつかの新機能も追加されています。まず、24dB/octのフィルターは、“Type I”と“Type II”という2種類の回路を搭載。ARP 2600は、発売時期によって様々なモデルが存在しますが、「ARP 2600 FS」では前期型のフィルター(Type I)と後期型のフィルター(Type II)を選択できる仕様になっており、これにより“ARP 2600サウンド”のほぼすべてをカバーしています。さらに付属のキーボード「ARP 3620 FS」は、アフタータッチにも対応。アフタータッチではビブラートをコントロールできるだけでなく、パッチによって任意の機能をアサインすることも可能になっています。加えて「ARP 3620 FS」は、ARP 3620のリピート機能が拡張され、シーケンサー・モードを備えたアルペジエーターも追加。サイド・パネルにはXLR端子のオーディオ出力も備え、外観を損なわない形でMIDI/USB端子も装備しています。

KORG - ARP 2600 FS

シンセサイザー・フリークにとって、まさに垂涎の1台と言える「ARP 2600 FS」ですが、様々な理由から生産は1回限り行われ、完全限定で販売されるとのこと。“新品のARP 2600”が入手できるのは、これが最後の機会になりそうです。

ARP 2600 FS」の主な特徴は、以下のとおりです。

ARP 2600 FS」は、2020年1月下旬に発売され、価格はオープン・プライス。市場想定価格は363,000円となっています。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。

KORG - ARP 2600 FS

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