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Ableton、Liveとモジュラー・シンセサイザーを連携するための新しいPack、CV Toolsを正式リリース
AbletonがLive用の新しいPack、CV Toolsを正式にリリースしました。
今年5月、『SUPERBOOTH 19』のタイミングでアナウンスされたCV Toolsは、Liveとモジュラー・シンセサイザーを簡単に連携させることができる純正Pack。CV入出力に対応した10種類のデバイスが収録され、モジュラー・シンセサイザーをMIDI音源のように扱ったり、相互に同期／モジュレーションすることが可能になります。
モジュラー・シンセサイザーをMIDI音源のように扱うことができる、“CV Instrument”
CV Toolsに含まれるデバイスは、以下のとおりです。
- CV Instrument：Liveからモジュラー・シンセサイザーをコントロール（演奏）するためのデバイス。オシレーター・モジュールなどをチューニングできる機能も搭載
- CV Triggers：Liveからモジュラー・シンセサイザーをトリガーするためのデバイス。ゲート出力にも対応
- CV Utility：Liveのオートメーション機能を使用して、モジュラー・シンセサイザーをモジュレーションするためのデバイス
- CV Clock In：モジュラー・シンセサイザーのクロックで、Liveを同期するためのデバイス
- CV Clock Out：Liveのクロックで、モジュラー・シンセサイザーを同期するためのデバイス
- CV In：モジュラー・シンセサイザーからLiveのパラメーターをモジュレーションするためのデバイス
- CV Shaper：Live上でCV信号を生成し、モジュラー・シンセサイザーをモジュレーションするためのデバイス
- CV Envelope Follower：Liveのオーディオ出力で、モジュラー・シンセサイザーをモジュレーションするためのデバイス
- CV LFO：Live上でLFOを生成し、モジュラー・シンセサイザーをモジュレーションするためのデバイス
- Rotating Rhythm Generator：有機的なリズム・パターンを生成するデバイス。CV出力だけでなくMIDI出力にも対応
CV Toolsは、Live 10 Suiteのユーザー、あるいはLive 10 StandardとMax for Liveの両方のユーザーは無償でダウンロードすることが可能（Live 10.1以降へのアップデートが必要）。LiveでCV入出力を行うには、Expert Sleepers ES-8／ES-3／FH-2といったCVインターフェースや、DCカップリング対応のオーディオ・インターフェースが必要になります。詳しくは、AbletonのWebサイトをご覧ください。
- Ableton – Live 10 Suite：90,800円（税込）
- Ableton – Live 10 Standard：53,800円（税込）
- Ableton – Live 10 Intro：11,800円（税込）
