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Bleep LabsとDaedelusが共同開発、モジュラーと相性の良い小型サンプラー/ディレイ、「Delaydelus 2」が登場
Bleep Labsが新製品、「Delaydelus 2(ディレイデラス 2)」を発表。予約受付を開始しています。
Bleep Labs久々の新製品となる「Delaydelus 2」は、Daedelusと共同で開発されたパフォーマンス・サンプラー/ディレイ。大型のアーケード・ボタンを使ってトリガーしたサンプルを、内蔵ステレオ・ディレイでリアルタイムに変調できる、Bleep Labsらしいパフォーマンス・マシンです。スタンドアローンで使用できる「Delaydelus 2」ですが、モジュラー・シンセと親和性が高いのも大きな特徴で、上部にはトリガー入出力やCV入出力などのパッチ端子を多数装備。外部機器を使ってサンプルをトリガーしたり、エンベロープ・フォロワー出力でモジュラー・シンセをコントロールしたり、さまざまな使い方が可能になっています。サンプルは、WAVファイルとしてmicroSDカードで扱うことができ、Daedelusが制作したオリジナル素材も多数収録。生産にあたっては、モジュラー・メーカーのWMDが協力しており、シカゴのアーティスト Trek Matthewsの手による独特なアートワークも魅力的です。
「Delaydelus 2」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 16bit/44.1kHzのステレオ・オーディオ入出力
- 2基のアーケード・ボタン/トリガー入力を使って、最大4種類のサンプルの同時再生を可能にするバナナ・プラグのパッチ端子
- ノブやCV入力(-5V〜+10V)で、サンプルの再生スピード/再生方向をコントロール
- オーディオの再生レベルをCVで取り出せるエンベロープ・フォロワー出力(0〜+8V)
- ワン・ショット・モードとMPCスタイルのゲート・モード
- 最大17秒の高品位なオーディオを、10個のバンクの1つとしてサンプリング可能
- 外部オーディオを入力できる最大1秒のステレオ・ディレイを内蔵
- クロック・デバイダー/マルチプライヤーを備えたディレイ用シンク入出力
- 10個のバンクはWAVファイルとしてmicroSDカードに保存/読み込み可能
- Daedelusが制作したサンプルを収録
- 世界各国で使える12V DCの電源アダプターを同梱
「Delaydelus 2」の価格は295ドルで、世界各国への送料は19〜26ドル。最初のバッチは90台、9月に出荷が開始される予定で、Trek Matthewsデザインの限定ピン・バッジが付属するとのこと。注文は、11月に締め切るとのことなので、もしかしたら限定商品なのかもしれません。詳しくは、Bleep LabsのWebサイトをご覧ください。