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SUPERBOOTH19: 1960年代に製造されたBuchla初の本格モジュラー、100 SeriesをEurorackで復刻した「Red Panel」
ドイツ・ベルリンで開催された世界最大のシンセサイザーの祭典、『SUPERBOOTH19』。Buchla U.S.A.は、間もなく出荷が開始される新製品、「Red Panel」を大々的に展示していました。

1月の『The NAMM Show』で初披露された「Red Panel」は、1963年から1970年代初頭にかけて製造されたBuchla 100をEurorackフォーマットで復刻したモジュラー・シンセサイザー。元になっているのはCatalyst Audioの100シリーズで、同社とBuchla U.S.A.のコラボレートのもと、本家から「Red Panel」というラインで販売されることになりました。その第一弾として、以下の9種類のモジュールと、木製サイド・パネルのケースが販売されます。
- Six Channel Mixer Model 106
- Quad Voltage Controlled Gate Model 110
- Touch Controlled Voltage Source Model 112
- Control Voltage Processor Model 156M
- Control Voltage Processor Model 156V
- Dual Sine + Sawtooth Generator Model 158
- Dual Attack Generator Model 180
- Dual Reverbrator Model 190
- Dual Lopass / Bandpass Filters Model 193
今回展示されていた最終に近いプロト・タイプは、『The NAMM Show』で展示されていたものと比べると、よりクリームがかった色合いに。Buchla U.S.A.のCEO、エリック・フォックスさんによれば、まずは上段にマウントされている6種類のモジュールから販売を開始し、Touch Controlled Voltage Sourceをはじめとする下段のモジュールは少し後での販売になるとのこと。9種類のモジュールが揃った段階で、ケースを含むシステム販売も行うとのことです。

