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SUPERBOOTH19: Elektron、新製品「Digitone Keys」を発表…… 待望のキーボード内蔵Digitoneがデビュー
明日木曜日(日本時間9日17:00)にドイツ・ベルリンで始まる世界最大のシンセサイザーの祭典、『SUPERBOOTH19』。その開幕を前に、Elektronが新製品「Digitone Keys」を発表しました。

「Digitone Keys」は、昨年発売され世界的に大ヒットを記録しているデスクトップ・シンセサイザー、Digitoneのキーボード内蔵モデル。Digitoneをそのままキーボードとホイールで挟んだかのような横長のデザインは、往年のMonomachine SFX6を彷彿とさせます。

音源部分は基本的にDigitoneと同一で、8音ポリフォニックのFM音源を核に、マルチモード・フィルター/ベース・ウィズ・フィルター/オーバードライブをボイスごとに装備。定評あるシーケンサーもそのまま搭載されており、センド/マスター・エフェクトも内蔵しています。
今回追加されたキーボードは、37鍵仕様の標準鍵盤で、もちろんベロシティ/アフタータッチ対応。キーボード上部には8基のロータリー・エンコーダーも備わり、左側にはアサイナブル・ピッチ/モジュレーション・ホイールも搭載しています。さらにはコントローラー機能だけでなく、入出力も拡張されており、2系統のメイン出力に加えて8系統のトラック出力を新たに搭載。これもメイン出力同様、TRSフォーンのバランス仕様で、また2系統のCV/エクスプレッション/サスティン端子も装備しています。

見た目だけでかなり物欲をそそるElektronの新製品、「Digitone Keys」。ヨーロッパでの価格は1,320ユーロで、明日から始まる『SUPERBOOTH19』でお披露目されるとのことです。