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NAMM 2019: Elektron、小型/軽量の6トラック・グルーヴ・サンプラー、「Model:Samples」を発表
いよいよ今週木曜日(日本時間:25日(金)の深夜3時)に始まる世界最大規模の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕を前に、Elektronは新製品、「Model:Samples」を発表しました。

これまでのElektron製マシンとは一風異なるホワイト・カラーの筐体が印象的な「Model:Samples」は、新しいフォーマットのグルーヴ・サンプラー。核となるサンプラーは6トラック仕様で、マルチモード・フィルターやLFOなどをトラックごとに装備。サンプル・メモリーは64MB、内蔵ストレージは1GBで、Spliceが提供した即戦力サンプルが300種類収録されています。もちろんシーケンサー内蔵で、6個のパッドを使ったリアルタイム入力とステップ入力の両方をサポート。クロマチック・モードを使えばメロディー・ライン/ベースラインを入力することもでき、パラメーター・オートメーションにも対応しています。マスター・ボリュームも含めると、筐体には15個のノブが備わっていますが、すべてのノブの機能は固定で、この仕様はElektron製マシンとしては初とのこと。小型/軽量なので、ライブ・ユースにも適したマシンと言えそうです。

「Model:Samples」の主な特徴は、以下のとおりです。
- 6トラック・グルーヴ・サンプラー
- 高品位なサンプル・エンジン
- 64MBメモリー/1GBストレージ
- Splice提供の即戦力サンプルを300種類収録
- トラックごとにレゾナンス付きマルチモード・フィルターを装備
- トラックごとにアサイナブルLFOを装備
- ディレイ/リバーブ
- 最大64ステップのシーケンサーを内蔵
- 96プロジェクト/プロジェクトごとに96パターン
- リアルタイム入力とステップ入力の両方に対応
- パラメーター・オートメーションに対応
- トラックごとに長さとスケールを設定可能
- メロディー・ライン/ベースラインも入力できるクロマチック・モード
- 発音の有無をランダマイズできる“Chance”パラメーター
- ベロシティ付きセンシティブ・パッドを6個搭載
- 単機能のノブを15個搭載
- 2系統のバランス・アナログ出力(TRSフォーン)と1系統のヘッドフォン出力
- USB 2.0 Classコンプライアント対応。オーディオをデジタル出力可能
- MIDI入出力(3.5mm TRSミニ端子)
- バッテリー駆動にも対応予定
「Model:Samples」は、2019年2月発売予定で、北米での価格は449ドル。詳しくは、ElektronのWebサイトをご覧ください。