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NAMM 2019: Dubreq、完全なアナログ・シンセとして進化を遂げた“究極のStylophone”、「Stylophone Gen R-8」を発表

来週木曜日(日本時間:25日(金)の深夜3時)に始まる世界最大規模の楽器のトレード・ショー、『The NAMM Show』。その開幕に先行して、Dubreqは新製品、「Stylophone Gen R-8」を発表しました。

Dubreq - Stylophone Gen R-8

1960年代末に販売が開始された、スタイラスで演奏するユニークな電子楽器、Stylophone。その独特の音色は多くのアーティストを魅了し、デヴィッド・ボウイの『Space Oddity』をはじめ、多くの名盤で使用されました。1979年に生産が終了したStylophoneですが、2007年、発明者ベン・ジャーヴィスの息子が立ち上げた新生Dubreqによって復刻。その後、S1やS2Gen-X1といったバリエーション・モデルも登場し、着実に進化し続けています。

今回発表された「Stylophone Gen R-8」は、Dubreqいわく“究極のStylophone”。2基のオシレーターとサブ・オシレーター、ローパス/ハイパスなど4タイプのフィルター、素早い反応のエンベロープ、8種類の波形を選択できるLFOなどを備えた、“完全なアナログ・シンセサイザー”と言っていい仕上がりになっています。コントローラーは、3オクターブの金属製タッチ・キーボードを備え、16ステップのシーケンサーも搭載。なかなか凄いのが、MIDI入出力とともに実装された19系統のCV/Gate端子で、Eurorackモジュラーとも連携できる仕様になっています。

Dubreq - Stylophone Gen R-8

Stylophone Gen R-8」の主な特徴は以下のとおりです。

Stylophone Gen R-8」は、2019年2月後半に販売が開始され、価格は349ドル/329ユーロ/299ポンド。Webサイトでは既に予約受付が始まっており、発売時点では限定生産になるようなので、気になる方は早めに予約した方がいいかもしれません。詳しくは、DubreqのWebサイトをご覧ください。

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