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NAMM 2019: コルグ、アナログ音源にデジタル音源を融合した新世代ハイブリッド・シンセ、「minilogue xd」を発表
来週木曜日(日本時間:25日(金)の深夜3時)に始まる世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕に先行して、コルグは本日、新型シンセサイザー「minilogue xd」を発表しました。
「minilogue xd」は、minilogue(開発者インタビュー記事はこちら)をさらに進化させたアナログ音源回路に、prologue(開発者インタビュー記事はこちら)のデジタル・マルチ・エンジンを融合した、ハイブリッド設計の新型シンセサイザー。デジタル・マルチ・エンジンはprologueとまったく同等のもので、オリジナル・オシレーターのロードにも対応。32bit浮動小数点処理のデジタル・エフェクトも追加され、外観は“黒いminilogue”という感じですが、音色のバリエーションは飛躍的に拡大しています。
音源部だけでなく、その他の機能も徹底的にブラッシュ・アップされており、16個のステップ・ボタンを備えたポリフォニック・シーケンサーを新たに搭載。リアルタイムRECとステップRECの両方をサポートし、モーション・シーケンスにも対応しています。monologueに搭載されて話題になったマイクロ・チューニング機能も備え、有機ELディスプレイは見やすい大きなサイズのものに換装。Eurorackモジュールなどからコントロールできる2系統のCV入力端子も備わりました。
「minilogue xd」の主な特徴は以下のとおりです。
- アナログ音源+デジタル音源のハイブリッド・シンセサイザー
- 4ボイス仕様、4種類のボイス・モードを選択可能(POLY、UNISON、CHORD、ARP/LATCH)
- minilogueの回路をベースに、徹底的にブラッシュアップされたアナログ音源
- prologueのデジタル・マルチ・エンジンを搭載、オリジナル・オシレーターのロードにも対応
- 32bit浮動小数点処理のデジタル・エフェクトを搭載、オリジナル・エフェクトのロードにも対応
- 16個のステップ・ボタンを備え、モーション・シーケンスにも対応したステップ・シーケンサー
- 鍵盤を個別にチューニングできるマイクロ・チューニングに対応
- オシロスコープ/モーション・ビュー表示に対応した大型有機ELディスプレイ
- ステレオ出力、ダンパー端子を新たに装備
- Eurorackモジュールなどからコントロールできる2系統のCV入力
- 37鍵スリム鍵盤を採用、ベロシティー対応
「minilogue xd」は、2019年2月下旬発売予定で、価格は69,000円(税別)。詳しくは、コルグのWebサイトをご覧ください。