関連リンク:
NEWS & INFO
Moog、来週開催の『Moogfest』で新型シンセ「Grandmother」を発表! 32鍵キーボードを搭載したセミ・モジュラー・シンセ
来週末、アメリカ・ダーラムで開催されるイベント『Moogfest 2018』。Moog Musicは例年、このイベントに合わせて新製品を発表していますが、今年は既にアナウンスされている「Subharmonicon」だけでなく、「Grandmother(グランドマザー)」という鍵盤内蔵のセミ・モジュラー・シンセもお披露目するようです。
アメリカのWebメディア、MATRIXSYNTHが伝えるところによると、新型セミ・モジュラー・シンセ「Grandmother」は『Moogfest 2018』で発表され、“Moogfestバージョン”として500台限定で生産されるとのこと。“Moogfestバージョン”の「Grandmother」は、特別なカラーリングが施され、Moogfestバッジやカスタム・デニム・ジャケットが付属。500台限定の“Moogfestバージョン”が完売した後、ノーマル・バージョンの「Grandmother」が一般販売されるのかは現時点では不明です。
「Grandmother」の主な特徴は以下のとおりです。
- 32鍵のFatar製キーボードを搭載した100%アナログ回路のシンセサイザー
- セミ・モジュラー設計、パッチせずに使用可能
- ノーマル接続された内部パッチはケーブルを挿すことで切断可能
- 外部入力も処理できるスプリング・リバーブ
- ギターやドラム・マシンなどを直接繋ぐことができるフォーン端子の外部入力
- 簡単に使用できるアルペジエーター/シーケンサー
- 最大256ノートのシーケンスを3種類保存可能
- 波形(三角波/鋸波/矩形波/パルス波)を選択できる2基のアナログ・オシレーター。ハード・シンク対応
- 伝統的な4ポール/10Hz〜20kHzのラダー・フィルター
- パッチ対応の1ポール・ハイパス・フィルター
- アナログADSRエンベロープ・ジェネレーター
- オーディオ・レートまで速度を上げることができるアナログLFO
- MIDI入力/出力/スルー端子およびUSB端子(USB MIDI)を装備
- パッチ対応のバイポーラ・アッテネーター
- Mother-32やDFAM、Eurorackモジュラーなどと接続できる41のパッチ・ポイント(入力×21、出力×16、4端子のマルチプル×1)
「Grandmother」は、来週17日から20日にかけて開催されるイベント『Moogfest 2018』で発表され、販売価格は999ドルとなっています。
- Moog Mother-32:79,488円(税込)
- Moog DFAM:72,576円(税込)