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IK Multimedia、「Syntronik for iPad」をリリース! 38種類のシンセの名機の音色をiPadで再現、無償版も提供
IK MultimediaがiPadアプリの新製品、「Syntronik for iPad」をリリース。「Syntronik for iPad」は無償でダウンロードでき、課金をしなくても厳選された25音色が使用できるようになっています。
「Syntronik for iPad」は、先頃リリースされて注目を集めたシンセサイザー音源、「Syntronik」のiPad版(「Syntronik」の開発者インタビューはこちらに掲載されています)。サンプリングとモデリングを組み合わせたハイブリッド仕様の音源部や、アナログ・オシレーター特有の“揺らぎ”を再現するDrift技術、音色に最適化されたユーザー・インターフェースなど、基本的な機能/仕様はMac/Windows版と同一。キーボード・コントローラーを接続して音源として使用するだけでなく、Inter-App AudioやAudiobusといった規格にも対応しているため、GarageBandなどのDAWアプリ用音源としても利用できます。
「Syntronik for iPad」に収録されているシンセサイザー/ストリングス・マシンは以下のとおり。38機種のサウンドが、17種類のインストゥルメントに分けて収録されています。
- 99:(ヤマハ SY99を参照した音源)
- Blau:(PPG Wave 2.3を参照した音源)
- Bully:(Moog Taurus I/II/3を参照した音源)
- DCO-X:(ローランド JX-3P/JX-8P/JX-10を参照した音源)
- Galaxy:(Alesis Andromedaを参照した音源)
- Harpy 260:(ARP 2600を参照した音源)
- J-8:(ローランド Jupiter 4/6/8を参照した音源)
- J-60:(ローランド Juno 60を参照した音源)
- Minimod:(Moog Minimoog/Modular/Voyagerを参照した音源)
- Noir:(Moog Prodigy/Micromoog/Multimoogを参照した音源)
- OXa:(Oberheim OB-X/OB-Xaを参照した音源)
- Polymorph:(Moog Polymoog/Opus 3/Rogue/Concertmate MG-1を参照した音源)
- Pro-V:(Sequential Circuits Prophet-5/Prophet-10を参照した音源)
- SAM:(Oberheim SEMを参照した音源)
- String Box:(ARP/Elka/Hohner/ローランド製ストリング・マシンを参照した音源)
- T-03:(ローランド TB-303を参照した音源)
- V-80:(ヤマハ CS-80/GX-1/CS01を参照した音源)
「Syntronik for iPad」はApp Storeから無償でダウンロードでき、以上17種類のインストゥルメントのサウンド、計25音色が利用できます。また、アプリ内課金でフル版にアップグレードすることで、1,200音色/200種類のマルチ(4パート/レイヤーの組み合わせ)が利用できるようになります。フル版の価格は9,800円ですが、2017年10月末までの期間限定で、約50%OFFの4,800円で購入することが可能。また、個別のインストゥルメントを1,200円で購入することができます。
iPad用シンセ音源のキラー・アプリとなりそうな「Syntronik for iPad」。詳しくは、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。
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