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DAW & PLUG-IN

iZotope、「Tonal Balance Control 3」を発表…… 待望のオーディオ入力からのターゲット作成に対応、SpotifyやApple Musicの楽曲をリファレンスにできるスタンドアローン版も登場

iZotopeのミックス/マスタリング・ツール、Tonal Balance Controlがメジャー・バージョン・アップ。新しい「Tonal Balance Control 3」では、新規に作成されたジャンル・ターゲットが24種類追加され、さらにはSpotifyやApple Music、YouTubeの楽曲をリファレンスにできる、スタンドアローン版も提供されるようになりました。

iZotope「Tonal Balance Control 3」

iZotopeのTonal Balance Control(トーナル・バランス・コントロール、通称“TBC”)は、楽曲を理想的なバランス/音響特性に追い込むのをサポートしてくれる、インテリジェントなミックス/マスタリング・ツールです。基本となるのは、入力音の周波数スペクトラムを視覚化してくれるリアルタイム・アナライザーですが、他のメータリング・プラグインと異なるのは、模範となるターゲット・カーブをレイヤーで提示してくれる点。Tonal Balance Controlには、プロの楽曲を機械学習することによって生成されたジャンル・ターゲット(音楽ジャンルごとのターゲット・カーブ)が多数用意されており、自分の楽曲とリファレンスのターゲット・カーブを視覚的に比較しながら、理想のサウンドへと追い込むことができるのです。“好きなアーティストのあの曲に近づけたい”という場合は、その楽曲を読み込んで、オリジナルのターゲット・カーブを作成することも可能。iZotopeの他のプラグインとの連携も万全で、Tonal Balance Control上でOzoneやNeutronのEQモジュールを使用することも可能になっています。

OzoneやNeutronといったiZotope製プラグインとの連携も万全

そんなTonal Balance Controlが本日(2026年3月18日)、バージョン3へと進化。新しい「Tonal Balance Control 3」では、新規に作成されたジャンル・ターゲットが24種類追加され、より多くの音楽ジャンルに対応できるようになりました。また、異なるターゲット・カーブを好みのバランスでミックスできる新機能も搭載。刷新されたユーザー・インターフェースでは、ターゲット・カーブの検索性も向上し、よく使うカーブにお気に入り登録することも可能になりました。もちろん、旧バージョンで保存されたターゲット・カーブは、「Tonal Balance Control 3」でも引き続き利用することができます。

異なるターゲット・カーブを好みのバランスでミックスできるように

そして「Tonal Balance Control 3」の目玉のフィーチャーと言えるのが、入力音をリアルタイムにキャプチャーし、ターゲット・カーブを作成できる新機能です。これまでも読み込んだオーディオ・ファイルからターゲット・カーブを作成することはできましたが、「Tonal Balance Control 3」ではオーディオ入力からそのままターゲット・カーブを作成することも可能に。これによってDAW上のオーディオを即座にリファレンスにすることが可能になります。加えて「Tonal Balance Control 3」では、コンピューター内のさまざまなオーディオ・ソースを取り込むことができる、スタンドアローン版も提供されるように。スタンドアローン版を使用すれば、DAWを立ち上げることなく、SpotifyやApple Music、YouTubeなどの楽曲からターゲット・カーブを作成することができます。

Tonal Balance Control 3」の隠れた目玉機能が、ターゲット・カーブを直線で表示する新しい表示方法『Leveled View』です。これまでは、入力音のカーブとターゲット・カーブの両方が曲線で表示されましたが、新しい『Leveled View』に切り替えれば、ターゲット・カーブを直線で表示させることが可能に。これにより、自身の楽曲のカーブとターゲット・カーブの乖離が、視覚的に把握しやすくなります。さらに「Tonal Balance Control 3」では、“ボーカル・バランス”、“ダイナミクス感”、“ステレオ感”を表示する3種類のメーターも追加されるなど、メータリング機能も大幅に強化されました。

自身の楽曲のカーブとターゲット・カーブの乖離が分かりやすい『Leveled View』

高品位なハイブリッドEQ機能が搭載され、OzoneやNeutronのEQモジュールを使用せずに、単体でEQ処理が可能になった点も注目の「Tonal Balance Control 3」。販売価格は21,500円で、旧バージョンからのアップデート価格は16,900円となっています(価格はすべて税込)。なお、「Tonal Balance Control 3」がバンドルされるのは、Mix & Master Bundle Advanced、Music Production Suite 8.5、RX Post Production Suite 8.7、Everything Bundleという4つのパッケージのみで、他のバンドルやOzone 12 Advanced、Neutron 5には含まれないとのこと(Ozone 12 AdvancedとNeutron 5には、旧バージョンのTonal Balance Control 2がバンドルされるとのこと)。さらなる詳細は、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。

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