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DAW & PLUG-IN
IK Multimedia、ヤマハ C7を“サンプリング・ロボット”で収録した高品位なピアノ音源、「Grand Piano Y7」をリリース
IK Multimediaが、Pianoverseの最新ピアノ・モデル、「Grand Piano Y7」をリリース。グランド・ピアノの傑作、ヤマハ C7をこれまでにないレベルで再現したソフトウェア音源の登場です。
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IK Multimedia Pianoverse「Grand Piano Y7」
2023年に発売されたIK MultimediaのPianoverseは、実在するピアノを“サンプリング・ロボット”を使ってサンプリングした、高品位なピアノ音源です。IK Multimediaが独自に開発した“サンプリング・ロボット”は、人間に代わって鍵盤を打鍵するマシンで、これによってバラつきのある人間の演奏をプログラミングで補正する必要がなくなり、理想的なベロシティ・カーブを得ることが可能に。また、『空間ジェネレーター』と名付けられたユニークな機能も備え、コンサート・ホールやスタジオ、教会といったスタンダードな残響だけでなく、倉庫や砂漠、火星(!)といった異質な残響まで再現することが可能になっています。
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人間に代わって鍵盤を打鍵するマシン、“サンプリング・ロボット”
本日(2025年2月27日)販売が開始された「Grand Piano Y7」は、世界中のコンサート・ホールやレコーディングスタジオで使用されているグランド・ピアノの名器、ヤマハ C7をサンプリングしたピアノ・モデル。サンプリング作業は、15世紀の修道院の壁に囲まれたイタリア・ボローニャのFonoprintスタジオで行われ(ヤマハ C7はスタジオ常設のものを使用)、もちろん今回も“サンプリング・ロボット”が全面的に使用されたとのことです。
「Grand Piano Y7」のリリースによって、発表時にアナウンスされた9種類のピアノ・モデルがすべて揃ったPianoverse。全9種類のピアノ・モデルが収録されたPianoverse MAXは、2025年3月31日までの期間限定で、約66%OFFの99.99ユーロ(16,490円)で販売されています(「Grand Piano Y7」の単体価格も同じ99.99ユーロなので、いま購入するのであれば、Pianoverse MAXを購入した方がいいでしょう)。さらなる詳細は、IK MultimediaのWebサイトをご覧ください。
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