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コルグ、nanoシリーズの新作「nanoKEY Fold」を発表…… 昔のケータイのように折りたためる、斬新なデザインのキーボード・コントローラーが誕生

コルグが新製品、「nanoKEY Fold(ナノキー・フォルド)」を発表。なんと折りたたむことができる(!)、ポケット・サイズのキーボード・コントローラーの登場です。

KORG - nanoKEY Fold

KORG – nanoKEY Fold

今月28日に販売が開始される「nanoKEY Fold」は、25鍵のタッチ式鍵盤を搭載した新型キーボード・コントローラー。USB端子(Type-C)に加えてMIDI出力端子(3.5mm TRS)も装備しているため、いにしえのアナログ・シンセ/ハード音源用キーボードとしても使用できます(電源はUSB端子から供給)。最大の特徴は、斬新な“フォルド・デザイン”が採用されている点で、往年の携帯電話のように中央部で折りたたむことが可能。通常時の横幅は282mmですが、折りたたみ時は147mmと約半分のサイズ(iPhone 16 Proとほぼ同じ)で、ポケットに入れて持ち運べる大きさになります(厚みは通常時14mm、折りたたみ時17mm。奥行きは73mmで、重さは126g)。このサイズならiPhone用キーボード・コントローラーとして、バッグの中に常に忍ばせておくのも現実的と言えるのではないでしょうか。

KORG - nanoKEY Fold

昔の携帯電話のように中央部で折りたたむことができる

-4〜0〜+4のオクターブ・シフトに対応したタッチ式鍵盤は、静音仕様のメンブレン(薄膜)・キーボードで、ベロシティは13段階から設定することが可能。選択したスケール(15種類)をLEDで示してくれる『スケール・ガイド』や、スケールとキーに合ったコードを簡単に演奏できる『コード・モード』といった演奏支援機能も備えています。左上には、ピッチとモジュレーションを指先でコントロールできるタッチ・スライダーが2本備わり、アサインしたCCなどは最大15種類シーン・メモリーとして保存することが可能。さらにはキーボードの左右に異なるモードをアサインできる『スプリット』や、15種類のパターンを選択できる『アルペジエーター』といった機能も搭載しています。

KORG - nanoKEY Fold

キーボードの左右に異なるモードをアサインできる『スプリット』機能も搭載

ブラック、ホワイト、サンド・ベージュ、ラヴァ・オレンジ、アルパイン・グリーンの5色のカラー・バリエーションが用意される折りたたみキーボード、「nanoKEY Fold」。2024年11月28日発売予定で、メーカー希望小売価格は14,850円(税込)となっています。さらなる詳細は、コルグのWebサイトをご覧ください。

KORG - nanoKEY Fold

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