ART & DESIGN
teenage engineeringのクルマ型オブジェ、「grip car」の国内販売がスタート…… B&O製品などで知られるアナース・ハーマンセンがデザイン
teenage engineeringの新製品、「grip car(グリップ・カー)」の国内販売がスタートしました。
昨年11月に発表された「grip car」は、デンマーク人デザイナー、アナース・ハーマンセン(Anders Hermansen)氏がデザインしたクルマ型のオブジェ。teenage engineeringとかねてから交流があるというアナース・ハーマンセン氏は、かのBang & Olufsen製品のインダストリアル・デザインで知られる著名なデザイナーで、最近ではスマートeバイク“Bike One”でも注目を集めた巨匠です。
そんなアナース・ハーマンセン氏が手がけた「grip car」は、ゴム製の車輪が4つ取り付けられたクルマ型のオブジェです。4つの車輪はベアリング入りの可動式で、フレームを掴んで前後に動かせるだけでなく、独自の機構によって360°ぐるぐると回転させることも可能。フレームの部材には、航空機などでも使用される“6063-T6”という堅牢なアルミニウム合金が採用され、CNC加工によって美しく仕上げられています。カラー・バリエーションは、レッド(光沢仕上げ赤)、ブラック(艶消し黒)、ナチュラル(艶消しシルバー)の3色展開で、サイズはサイズは250mm×190mm×80mm。重量は、980gとなっています。
“遊びの芸術”を大切にする人のために、“遊びの芸術”を大切にする人によって製作されたクルマ型のオブジェ、「grip car」。販売価格は52,800円(税込)とかなり高価ですが、ユニークなアート作品として、将来プレミアが付きそうな逸品と言えそうです。