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SYNTH & MACHINE

ストンプ・メーカーが作ったJUNO/Polysixインスパイアのバーチャル・アナログ・シンセ、VONGON「REPLAY」がデビュー

アメリカのストンプ・メーカー VONGONが、同社初のシンセサイザー「REPLAY(リプレイ)」を発表。大きな話題になっています。

VONGON - REPLAY

VONGON「REPLAY」

カリフォルニア州オークランドに工房を構えるVONGONは、ライアン・マギル(Ryan McGill)氏が2020年に設立したストンプ・メーカーです。これまで、ADエンベロープを搭載したローパス・フィルター「PARAGRAPHS」、ステレオ仕様のビブラート&リバーブ「ULTRASHEER」、ステレオ仕様のルーピング・エコー「POLYPHRASE」という3つの製品を発売し、その味わい深いサウンドとヴィンテージ機器のような外観で、ギタリストのみならずモジュラー・プレーヤーからも支持を集めています。

VONGON - REPLAY

VONGONの最初の製品、「PARAGRAPHS」。ADエンベロープを搭載したローパス・フィルター

そんなVONGONが突如発表した「REPLAY」は、ローランド JUNOシリーズとコルグ Polysixに触発されて開発したという6ボイス仕様のシンセサイザー。デジタル回路(32bit処理)のバーチャル・アナログ・シンセサイザーであり、1×OSC、1×Noise、1×VCF、1×VCA、1×EG、1×LFOというシンプルな内部構成になっています。発音モードは、2種類のポリフォニックとモノフォニックを切り替えることができ、PWM対応のオシレーターは4種類の波形を選択可能(鋸波、矩形波、三角波、サイン波)。ホワイト・ノイズ・ジェネレーターは外部入力に切り替えることも可能で、4ポール仕様のローパス・フィルターは発振させてサイン・オシレーターとして使用することもできます。モジュレーション・ソースは、ADSR EGと7種類の波形を選択できるLFOを搭載し、LFOはクロック同期にも対応。複数のモードを選択できる高機能なアルペジエーターも内蔵しています。

そして「REPLAY」の大きな特徴と言えるのが、従来のシンセサイザーとは一線を画した独特な外観と、Cherry MXスイッチによる“スイッチ鍵盤”が採用されている点。無垢なデザインの筐体はアルミニウム製で(横幅405mm×奥行き160mm×高さ50mm)、Roganノブを含む22の操作子が整然とレイアウトされています。2.5オクターブ/29鍵のCherry MXスイッチは、もちろん独Cherry社が製造したもので、ホットスワップ・ソケットの採用により、他のスイッチに交換することも可能。背面にはバランス仕様のオーディオ入出力、3.5mm TRS仕様のMIDI入出力(Type A/B両対応)、USB端子、電源入力を備え、Webブラウザーから「REPLAY」をコントロールできるWebアプリケーションも提供されます。

気鋭のストンプ・メーカーが開発した、デザイン性の高いバーチャル・アナログ・シンセサイザー、VONGON「REPLAY」。販売価格は899ドル(現在の為替レートで約136,000円)で、出荷は既にスタートしています。さらなる詳細は、VONGONのWebサイトをご覧ください。

VONGON - REPLAY

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