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Waves、入力音のダイナミクスでエフェクトを変調できる、これまでにない空間系複合プロセッサー「Space Rider」を発売
いよいよ明日スタートする世界最大の楽器の展示会、『The NAMM Show』。その開幕を前に、Wavesが新作プラグイン、「Space Rider(スペース・ライダー)」をリリースしました。
「Space Rider」は、コーラス、ディレイ、リバーブという空間系エフェクトを3種類組み合わせた複合プラグイン。アルゴリズムはすべて新規に開発されたもので、リバーブは『SPACE』と『PLATE』という2種類のモードを選択することができます。3種類のエフェクトは内部で接続され、コーラスからディレイへの送り、ディレイからリバーブへの送りはそれぞれ設定することが可能。ディレイとリバーブには、独立したローパス/ハイパス・フィルターも備わっています。
そして「Space Rider」の大きな特徴(Wavesいわく、“秘密兵器”)と言えるのが、ウィンドウ下部に備わった『Rider』というモジュレーション機能。『Rider』は、入力音のダイナミクスでパラメーターを変調できるエンベロープ・フォロワーで、「Space Rider」では異なる2種類のエフェクト(αとβ)をモーフィングすることができます。Wavesによれば、入力音のダイナミクスで空間系エフェクトを変調することで、オートメーションを細かく書き込むことなく、ユニークなエフェクトが得られるとのこと。もちろん、即戦力となるファクトリー・プリセットも多数収録されています。
「Space Rider」は、Mercuryに含まれるほか、単体で購入することが可能。通常価格は15,840円(税込)ですが、現在イントロ・プライスの8,250円(税込)で販売されています。詳しくは、メディア・インテグレーションのWebサイトをご覧ください。